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インフルエンザや感染症を防ぐ|意外と知られていない正しいくしゃみの仕方
くしゃみをする際、マスクをしている時を除き大半の人が口元を手で押さえていると思います。でも実はこれ、やってはいけないくしゃみの仕方だったのです。その理由は、口元を手で押さえると手にウイルスがつき、その手で周囲を触ることで周りの人にうつしてしまう可能性があるため。
手洗い、うがい、マスクの装着は感染予防の基本と言えますが、くしゃみの際の仕草について考えたことはあるでしょうか。意外にもくしゃみには正しいとされる方法があったのです。正しいくしゃみの仕方は肘の内側にするのだそう。
インフルエンザが流行中です。一つ注意して欲しいのが”くしゃみ”の仕方。大多数の日本人は急なくしゃみの時、手で口を押さえます。これは良くない。手にウイルスがつき、その手で周囲を触ることで、周りの人にうつしてしまいます。くしゃみは肘の内側にするのが国際的にやられている正しい方法です。 pic.twitter.com/kHePRE8rqD
— 大須賀 覚 / Satoru Osuka (@SatoruO) February 7, 2019
また厚生労働省の咳エチケットページでも、咳をする際に口元を手で押さえるのは、くしゃみの例と同様に手からウィルスを他の人へうつす場合があるとして、悪い例と紹介されています。
同省が出している咳エチケット啓発ポスターも口元を手ではなく袖元から肘あたりで押さえています。
意外だった正しいくしゃみの方法。あまり馴染みがない方法なので、これを機に家族や職場の同僚に広め、感染の可能性を少しでも減らしていきたいですね。