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悲惨な施術例に戦慄した美容師がSNSで警告

フサフサ豊かな長いまつ毛は多くの女性にとって羨望の的です。まつ毛美容液などで地道にまつ毛の育毛ケアに励んだり、あるいはまつ毛エクステンションで素早く手軽に理想のまつ毛を手にいれようとサロン通いを欠かさない女性も多いのではないでしょうか。

日本ではすっかり定着したまつ毛エクステンションですが、近年欧米でも美容サロンで最も人気の施術ケアの一つとして定番化しつつあるようです。顧客の自前のまつ毛1本1本に専用接着剤で人工まつ毛エクステンションを装着していく施術方法です。

施術は専門の美容師によって行われ、簡単に美しいまつ毛を手に入れることができるとリピート率の高い人気美容サービスなのです。

しかし施術する美容師の腕によっては、ショッキングな結果に結びつくケースもあるようです。

オーストラリア、パースでエマ・デンジャルの美容サロンを訪れたある顧客は週末の誕生日に向けてまつ毛エクステンションを依頼しました。施術用の椅子に顧客を座らせ、まつ毛の状態を観察した美容師エマは驚愕しました。なんと顧客のまつ毛はダメージを受け細々と短く生えているのがやっとの状態だったのです。そんな弱り切った自前のまつ毛にエクステンションの毛束が接着剤で装着されており、まぶたは赤く腫れ上がっていました。

エマは注意深くまつ毛から1本1本エクステンションを外そうとしたところ、恐れていたことが起こりました。自まつ毛ごと抜けてしまったのです。

「自前のまつ毛は以前エクステ施術を受けた際にあまりにも酷いダメージを受けており、ピンセットで触れただけで抜け落ちる有様でした。もしかしたらこの顧客のまつ毛は元に戻らないかもしれません」とエマはFacebookに綴っています。

またエマは、サロンでまつ毛エクステンションを受ける際、施術者が美容師免許を持っており十分な経験と技術力があるのかを事前に確認すべきであると訴えています。

オンラインのレビューサイトなどから各サロンの顧客評価を調べることも有効な判断基準となるでしょう。あまりにも低料金で施術サービスを提供するサロンは施術水準が低い可能性もあります。

まつ毛エクステンションの装着には、成分表示する法的義務のない専用接着剤を使うため、人によってはアレルギーを引き起こす成分などが含有されている可能性もあり、健康被害の報告も後を絶ちません。また、日本ではまつ毛エクステ施術は法律で美容師免許を持つ者に限り認められているものの、中には施術スタッフが美容師免許を所持していない無免許の違法なサロンも存在します。そのためエクステンションを受けるサロンを選ぶ際には、スタッフが美容師免許所していることを確認した上で、サロン選びすることも大切です。

自然で美しいまつ毛の仕上がりにリピーターの多いまつ毛エクステンションですが、自前まつ毛1本ごとに人工エクステンションを装着するため、まつ毛にも負担がかかる施術です。たまには休止期間をおいて大切な自まつ毛を休憩させてあげること、エクステンション無しの自前のまつ毛にダメージ症状は出ていないか定期的にチェックすることも重要です。