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Lifehacks

お墓参りは一人で行かない方がいい|真夏のお墓参りに潜むリスク

日本に古くから伝わる風習の一つのお盆は、東京や神奈川、また静岡の一部地域をのぞいては、8月13日から16日に行われる先祖供養のための夏の恒例行事です。毎年このお盆の季節に、ご先祖様や家族が眠るお墓へ足を運ぶという方もいることと思います。

しかし、夏の季節のお墓参りには1人では行かないでとツイッターユーザーで僧侶をしているカレー坊主@吉田武士さん(@curry_boz)は呼びかけています。「1人で行かない方がいい」そう言われると、あらぬ方向に想像が向いてしまいそうになりますが、理由は熱中症の危険のため

「これはマジです。墓参りは出来れば2人以上で行ってください。1人で行かないほうがいい。熱中症で動けなくなると発見も遅れて危険です。墓は日陰少ないし、灼けた墓石、コンクリートで石窯オーブンです。久しぶりの墓参り、張りきって掃除すると時間も忘れやすい。休憩、水分、同伴者、お忘れなく。」

吉田さんによると、お墓がずらりと並ぶ墓地はこれといって日陰もなく、また墓石や、その間を通るコンクリートの小道が日光により強烈に熱され、まさにその場所は灼熱の暑さとなるのだそうです。

そのため、熱中症の危険が潜んでおり、一人の場合、万が一倒れてしまった時に発見が遅れ大変なことになりかねないのだそう。お墓に行く場合は、2人以上で、水分や休憩をしっかり取るようにと吉田さんは呼びかけています。お墓参り中の思わぬ事態については、多くのツイッターユーザーからも実際に熱中症の体験談や、なるほどという声が寄せられています。

また、暑い昼間の時期を避けて朝夕にお墓参りをする際には蚊対策も忘れずに、とのこと。

昔からの行事とは言え、ここ過去20年ほどで真夏の最高気温はぐんと上がり、夏の暮らしの様々な場面において「昔は大丈夫だった」が通用しなくなっています。今回紹介した、真夏のお墓参りに潜む思わぬリスク、これからお墓参りを予定されている方は、熱中症にくれぐれもお気をつけください。

プレビュー画像:©︎Pinterest/由美 福井