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マスク選びの参考になる|顕微鏡で見たマスク素材

昨年始め頃より私たちの生活はコロナウィルスへの感染予防により一変し、マスクを着用する日々が当たり前となりました。一口にマスクと言っても種類は様々あり、ガーゼ素材の布マスク、不織布マスク、ウレタンマスクなど、その時々の状況によって使い分けている、という方も中にはいらっしゃることでしょう。

マスク中でも、飛沫による感染を抑えることができる効果が高いと言われるのが不織布マスク。

吐き出し、吸い込みの飛沫量が共に20%〜30%とウレタンマスクに比べると倍以上の効果があると言われていますが、その違いをはっきりと比べたある画像が話題を呼んでいます。

それがこちらです。

Twitterユーザーで2人のお子さんを持つRomy(有子山博美)さん(@romyscafe)が紹介したのは、顕微鏡でみたマスクの素材が撮影された画像です。これらの画像は小学生になる娘さんが夏休みの自由研究で、素材別にマスクを顕微鏡で50倍に拡大し撮影したものでした。

写真の左下についている1メモリが、0.2mmだとするとウレタンマスクの表面には0.2mm前後の隙間が無数にあることがわかります。

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それに対し、不織布はというと繊維が折り重なり全体が覆われています。この他にもガーゼ、ポリエステルといった素材のマスクが撮影されており、それぞれ繊維の間に隙間があることが確認できます。

一般に、ウイルスそのものは直径0.1マイクロメートル(1マイクロメートルは1mmの千分の1)ほどの大きさと言われ、マスクでウイルスそのものを防ぐことはできません。しかし、感染源となるウイルスを含んだ水分の「飛沫」の大きさは5マイクロメートル以上。不織布マスクは繊維と繊維にできる隙間が5マイクロメートルと言われ、飛沫を吸い込む量や周囲へ飛ばす量を、完全ではありませんがいくらか軽減するために高い効果が期待できます。また、帯電加工された不織布マスクのフィルターは、静電気でマスクのフィルターを通る空気中の飛沫より小さな粒子も、すべてではありませんが、引き寄せて捕集するという作用もあります。

顕微鏡での拡大された各素材の画像には、多くの人からも反響が寄せられています。

今回紹介されたマスク素材の拡大画像は、不織布マスクが他マスクよりも飛沫を通さない確率が高いということを改めて再認識することになった画像でした。しかし、素材に限らずマスクを付けることは、口元を加湿することによるウイルスへの感染予防対策をとることができるというメリットがあります。(ウイルスは細菌と違い湿度が高いと生存時間が短くなると言われ、マスクで口や喉の湿度を保つことができます)

また、特に夏の暑い季節はウレタンマスクの方が呼吸がしやすいという点もあります。他にも敏感肌の方には肌にあった素材で作る布マスクの方が体のためにも良い事もあるため、一概に不織布マスクだけがいいというわけではありません。様々な素材のマスクが手に入る今、今回紹介された画像が用途によるマスクの使い分けと言ったマスク選びの際の参考になるといいですね。

ツイ主さんによると、娘さんは顕微鏡が楽しくてマスク以外にも身近にあるいろいろな素材を見ているとのこと。

身近なものを題材にした自由研究、素晴らしいですね。なお、以前不織布マスクの素材が苦手な方向けに、マスクカバーの作り方を紹介しています。詳しくは以下の記事をご覧下さい。

また、アベノマスクの一風変わった再利用方も紹介しています。

プレビュー画像:©︎Twitter/@romyscafe, ©︎Pinterest/マ