手作りマスクのフィルター効果を簡単にアップさせる方法

昨年コロナウイルスとともに世界中で流行したものといえば、手作りマスクです。世界中でマスクが不足し、多くの人がマスクを手作り、カラフルなマスクを目にすることも増えました。

そんな手づくりマスクですが、ある工夫をするとそのフィルター効果がアップすることはご存知でしたか?

それはストッキングをマスクの上から被せるという方法。ストッキングをヘアバンドのような輪になるように20~25cmくらいに切り、それをマスクを着用した上から被るというもの。

◾️フィルター効果が大幅にアップ

これはアメリカ・ノースイースタン大学の研究者が、手作りの布マスクの上にストッキングを被せた際に見られるマスクのフィルター効果を測るという実験結果によるものです。

その結果によると、布マスクの上にストッキングを被せるだけで密閉性が高まり、空気中に漂う小さな粒子の侵入を防いでくれると言うのです!

空気感染を起こす病原菌は、500ナノメートル以下の飛沫核となり空気中を浮遊すると言われています。なお、新型コロナウイルスの大きさは、60〜140ナノメートルと言われています。実験では、N95(最も捕集しにくいと言われる300ナノメートルの微粒子を95%以上ブロックできることが確認されているマスク)のような医療用マスクのフィット性能を調べる機械を使い、手作り布マスクにストッキングを被せた場合に20〜1000ナノメートルの飛沫をブロックできるか調べられました。

n95

その結果、ストッキングなしの場合はマスクのフィルター効果は低いもので30%未満であったのに対し、ストッキングありの場合はその効果が15%から50%もアップしたのです。

さらに驚くべきことに、手作り布マスクだけでなく、ストッキングをサージカルマスクにプラスすることで、そのフィルター効果は平均75%から90%にアップしたそう。

◾️ 密閉性を高めることがポイント

研究者によると、マスクの防御力は、どんな素材を使うかだけではなく、マスクがどれだけ顔にぴったり着けられるかも重要になるため、ストッキングによってマスクの隙間から口や鼻へ空気が入らないようにすることがポイントなのだそう。なので、ストッキングの素材というよりは、隙間を埋めるということでタイツなども有効とのこと。またサイズはできるだけ大きいサイズを選ぶのがおすすめだそうです。

◾️ 熱中症の予防に

そして気温が徐々に上がるこの季節は、熱中症に注意が必要と言われています。特にマスクは顔の半分以上を覆ってしまうため、普段していた顔からの放熱が十分に行われず熱中症になるリスクが高まってしまうそうです。

マスク

マスクをする場合は、体の他の部分から放熱できるよう首元、腕、足首などを出し、普段より少し肌の露出を多めにすることで放熱を促すと良いとのことです。
またマスク内の湿度が上がり、のどの渇きを感じにくくなるため、水分補給が不十分になりがちです。喉が乾いていないと感じても、こまめな水分補給をすることもマスクをしている時の熱中症対策に有効です。

ストッキングを上からかぶせる方法は、ちょっと見た目に勇気のいる方法ですが、やむを得ずの通勤や、利用者の多い公共交通機関を利用する場合などには有効な感染予防対策かもしれません。健康維持を心がけたいですね。

プレビュー画像:プレビュー画像:©︎Twitter/NortheasternCOE

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