公園や広場に潜む|メリケントキンソウに注意

みなさん、メリケントキンソウという植物をご存知ですか?メリケントキンソウとは、高さ5cm程の外来植物。1930年ごろ日本で発見され、主に愛知、広島、福岡、鹿児島、宮崎県などで定着しているとされ、その旺盛な繁殖力が特徴と言われています。

メリケントキンソウは公園やグラウンド、道端で繁殖しますが、実は種子に1〜2mmの固いトゲを持っています。このトゲ、とても鋭いもので、芝生に手をついた瞬間に大人でも「痛い!」と飛び上がるほどと言われています。

そのため、子供が遊びに行った公園で裸足で歩いたり寝転んだりすると、手足にトゲが刺さり怪我をする恐れが。(トゲに毒はありません)また、一見芝生や草で覆われているような広場でも、愛犬を散歩させると、足にトゲがささってしまう危険性があるのです。

もし、愛犬のお散歩中に歩き方が変だな、と思ったらこのトゲの可能性があるため、お散歩を中止するようにしてください。

靴を履いていても、鋭いトゲが靴のソールに刺さることがあります。また、靴、素足、動物の足の裏に刺さるだけでなく、草刈り機のタイヤの裏にもささってしまうほどトゲは強力なのだそう。

この危険なメリケントキンソウ、その繁殖力からひとたび広がってしまうと根絶が困難とのこと。対策には、早期発見・対応が有効となります。では、メリケントキンソウの繁殖を食い止めるにはどのようにしたらいいのでしょうか。

メリケンキンソウが、トゲのある果実を身に付けるのは春から夏にかけて。夏の終わりの今はもうトゲがないので安心なのでは?と思うかもしれませんが、早期発見が重要となるメリケントキンソウの芽が出るのが、ちょうど今の季節9月から11月。

芝生が枯れる季節に芽を出すため、発芽した状態を比較的発見しやすいと言われています。この時期のメリケントキンソウにはまだトゲがないため、手抜きをすることが可能。この場合は、草抜きを使用するのもいいですが、魚の骨抜きも使えるとのこと。

また、芝生へのメリケントキンソウの繁殖を防ぐには、芝生の密度が高い状態を維持することで、メリケントキンソウを「入れない」環境をつくることが有効なのだそう。芝生に十分な肥料を与え、そして5cm程度の長さを維持するよう管理するといいそうです。

メリケントキンソウについては、自治体の中では注意喚起を促し公園や河原に看板が立てられていることもあります。

早期発見が重要と言われるメリケントキンソウ。もし家の近くや愛犬のお散歩ルートでメリケントキンソウと思われるトゲの被害にあったことがある、またはこの季節に芽を発見したという場合は、お住まいの自治体に相談をするようにしてください。


プレビュー画像:©︎Twitter/kotarouwashiba

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