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キッチン

最後まで美味しい|箱入りみかんの上手な保存法

冬になると「こたつにみかん」なんて言葉を耳にするようにこの時期の定番フルーツ、みかん。程よい酸味と甘さが美味しいだけでなく、手で剥いてパクパク食べられる手軽さも魅力です。

美味しくてビタミンCもたっぷりなみかんをこの季節は大量買いするなんて方もいらっしゃるのでは。また、みかん産地に住む親族からみかんが箱で送られてくるということもありますよね。

そんな時、寒いから大丈夫だろうと油断していたら、みかんにカビが生えてしまったり、箱の底の方で腐っていたり、なんて経験ありませんか?冬場で気温が低いので傷みにくいとは言えども、保存方法に工夫をしないとあっという間に傷んでしまうことがあります。そのため、買ったらとにかく早く食べる、なんてことも。

でも、今から紹介する保存のコツを覚えておけば、みかんの鮮度を保ちながら保存することができます。

みかんが傷まないおすすめの保存方法

<常温保存の場合>
みかんを常温で保存する場合、陽の当たらない、風通しの良い、涼しいところに置くようにします。また、たくさんのみかんを購入した場合は以下のコツを抑えて保存すれば2〜3週間ほど状態が良いまま保存することができます。

1. 買ってきたみかんをまずチェックする
面倒かもしれませんが、箱買いなどをした時は下の方に入っているみかんが潰れて傷んでいることもあるので、全てのみかんを箱から取り出し、みかんの状態を確認します。

2.キズのあるものやカビが見つかったらみかんは取り出す。
カビの生えたものがあると、周りのみかんもダメになりやすくなってしまうので見つけた場合は処分します。またキズがついているものも、そこから傷んだりカビの原因となり、周囲のみかんへ影響するため、取り出してすぐに食べるみかんにします。

3.箱に入れるときはみかんのヘタは下にする
みかんはヘタを下にすると乾燥を防ぐことができ、しなしなになりにくくなります。

4.箱は蓋をせずに新聞紙を上に被せるようにする
みかんは呼吸をしているので蓋をしてしまうと箱の中に湿気がこもってしまいます。そのため、みかんの乾燥を適度に防ぎつつ、湿気が籠らないよう新聞紙を上に被せるように乗せておきます。(1段ごとに新聞紙を敷いてもOKです)

<冷蔵庫で保存する場合>
常温保存に適した場所がなく、かつ少量の場合は冷蔵庫の野菜室でも保存することができます。その場合は、乾燥防止のため一つ一つを新聞紙やキッチンペーパーで包み、ジップロックなどに入れて冷蔵庫に入れます。この場合もヘタを下に入れるようにしてください。

大量みかんが最後まで美味しく食べられる保存のコツ、ちょっと手間はかかりますが、箱買いをしたときはぜひこちらの方法で保存してみてください。

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プレビュー画像:©︎Twitter/kmizta
出典:株式会社オージーフーズ青果部ブログ, ニチレイ, cookpad