Lifehacks
この10の軍隊で培われた裏ワザは兵舎の外の生活をラクにしてくれる。3番目は普段から使える!
世界各国の軍隊それぞれに地域性はありますが、命令と規律が兵士の生活を支配していることはどこの国でも変わらないでしょう。日々の厳しい訓練や実地経験の中で培われた、最低限の物と時間で最大効率を発揮する様々な方法は、私たちの日常生活にも使えるものがいくつかあります。
軍隊で生まれた10のライフハック、どうぞご覧ください。
1. 革靴
軍隊に入ったら毎日毎日屋外でも屋内でも重たい革靴での行進が続きます。新米兵士は誰でも多かれ少なかれ足のマメや靴ズレの水ぶくれに悩まされているもの。
そこで軍隊に伝わる靴ズレやマメの防止法が、靴におしっこをかけるというもの。革を湿らせて柔らかくするのです。実際は、おしっこである必要はないようで、水で濡らしたタオルや靴下などを靴の上に置いて革を湿らせて柔らかくすれば良いそう。軍隊では水は貴重品。そこでおしっこをかける、ということになったようです。
2. 水ぶくれの予防
新しい靴を履く前に、いつも水ぶくれができる場所に前もって絆創膏などを貼っておきましょう。もちろん軍隊では、絆創膏などが手に入らないときのことも考えて、ダクトテープを貼っておくということもあります。
If you got blisters and still need to work/play, wrap it in something soft and cover it in duct tape 🙂 from r/lifehacks
3. 靴紐の結び方
分厚くて重たい革靴、紐も解けないようにしっかり結んでおかなければなりません。靴紐が簡単に解けないようにするにはどうするのか…簡単です。靴紐を交差させるところで一箇所結び目をつけておくのです。こうすれば左右の靴紐の長さも常に均等、完全に解けることはありません
4. ファーストエイド
軍隊では生理用品を使う人はまだそれほど多くありませんが、生理用ナプキンが役立つのは女性だけではないのです。緊急時には、生理用ナプキンを傷口に当て止血に使うこともできるからです。実際血液を吸収することに関しては本来的な使い方ですし、傷口が大きい時などに特に有効です。
5. 体を保温
スポーツ用のレギンスやランニングタイツが活躍するのはジムだけではありません。冬場の寒さ対策にも大活躍!ジーンズやズボンの下に履いても外見からはほとんどわかりません。
6. 簡易着火剤
着火剤などがなくても、家であるものを用意していけばどこでも火起こし可能です。それはワセリンをたっぷり塗ったコットンです。燃焼時間は思ったよりもずっと長くて、1個あたり2〜3分は燃えています。火を起こす準備ができたら、この簡易着火剤を入れてみましょう。
More home made (pocket friendly) firestarters from r/Survival
7. シャツの裾の入れ方
軍隊では、兵士の非の打ち所のない外見も規律を表す大切なポイント。シワひとつないシャツに汚れのない制服、ピカピカの靴は良い兵士の条件でもあります。
軍隊式シャツの裾の入れ方がこちら。痩せてシャツが実サイズよりも大きくなってしまった場合、それでも腰の部分をだぶだぶさせてはいけません。シャツの脇を折ってズボンの中に入れればピシッときまります。
8. ベッドメイク
こちらも良い兵士の条件のひとつ、美しく素早いベッドメイク。シーツをマットレスにきれいに敷くには、マットレスの長辺の下部を覆うシーツを、ベッド中央に向けて三角に折ってからマットレスの下に挟みます。
動画で見れば一目瞭然。
9. 靴磨き
兵隊さんといえば、鏡のようにピカピカに磨きげられた靴。ただひたすら磨くのではなく、こんな裏技を使っています。それは靴墨をたっぷりつけて数分馴染ませた後で、ライターの火で炙るのです。
最後は、古いストッキングなどで仕上げ磨きをすれば完成。
こちらの動画で靴磨きの一連の流れをご覧いただけます。
10. 飲み物を冷やす
こちらは夏場のBBQで使えそうなトリック。暑い屋外で飲み物を冷やしておく方法です。飲み物の缶やボトルを濡らした靴下に入れておきます。これを木陰などに吊るしておくだけ。しばらく時間が経ってからでも冷たい飲み物を楽しむことができます。
過酷な状況に派遣され、日々厳しい訓練を重ねる兵士たち。彼らの生活の知恵は、日常生活でもキャンプやハイキングなどのアウトドア場面でも役に立つものばかり。シンプルで効率的です。
プレビュー画像:©︎reddit/Gnashez
