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助け合いのしるし|知っておきたい耳マーク

以前皆さんにちえとくで紹介した、赤に十字架とハートのマークがついたヘルプマーク

このマークは、外見からではわからない障がいや疾患を持つ人々が、日常生活において周囲から援助や配慮を受けづらく、辛い思いをすることが多いという実情から、配慮や支援を得やすくなるよう東京都福祉保健局が2012年に作成したマークです。

見た目からはわかりづらい聴覚障がい

外見上ではなかなかわからない障がいの一つに、聴覚障がいがあります。見た目ではわかりにくという理由から、聴覚障がいを持つ人は後ろからの来る車の音に気がつかず怖い思いをしてしまったり、電車など公共交通機関でアナウンスが聞こえず困っていても、周囲からなかなか援助が受けられないことがあります。

また、耳が聞こえづらいことにより周囲の人との音声での会話に困難が生じたり、コロナ禍のマスク着用では、マスクのために相手の唇が読めないことから、いつも以上に日常生活におけるコミュニケーションに苦労を要したという人も数多くいました。

この聞こえづらいという目に見えないバリアを少しでもなくし、聴覚障がいの人々が誤解されてしまったり、不利益をこうむったり、社会生活上で不安を感じることを減らしていこうと作成されたのが、「耳マーク」です。

聴覚障がいを持つ人への配慮をお願いするマーク

耳マークは聴覚障がいを持ち、耳が聞こえない人や聞こえづらい人への配慮をお願いするマークです。

このマークは、聴覚に障がいや聞こえづらさを持つ人がマークを提示することで、相手と手話や筆談、またゆっくりと大きな声で話したりと、コミュニケーションをスムーズにするために作られたマークです。

また、耳マークは聴覚障がいを持つ人自らが提示するだけでなく、自治体の役所や病院、また店舗などさまざまな場所で耳マークのサインは利用されています。その場合、聴覚障がいを持つ方への支援を申し出たり、または他の利用者へ支援をお願いする場合などがあります。

この耳マークの他にも、聴覚障がいを持つ人を支えるマークとして聴覚障害者標識というものがあります。

このマークは、聴覚障がいの人で、免許に条件を付されている方が運転する車に表示するマーク。このマークを付けた車に、危険防止のためやむを得ない場合を除き、幅寄せや割り込みを行った運転者は、道路交通法の規定により罰せられます。

聴覚障がいを持つ人への配慮や理解につながる耳マークですが、見かけた場合はどのような対応をするといいのでしょうか。

耳マークを見かけたら….

聴覚に障がいがあると言っても、どのくらい聞こえるのかや聞こえ方がはひとそれぞれです。そのため、コミュニケーション方法も、音声での会話が可能な人、手話、筆談、唇を読み取り会話する人など、さまざま。

そのため、耳マークを提示されている人がいた場合は、どんな方法でコミュニケーションをとればよいか、まず尋ねるようにすると円滑なコミュニケーションにつなげることができます。

お互いに使うことで助け合いにつなげていくことができる耳マークの存在、ぜひ覚えておきたいですね。

以前に紹介したヘルプマークに関する記事はこちらをご覧ください↓

プレビュー画像:©︎Twitter/6YJtuu0VgnbF4ND
出典:signmall, 羽村市