Lifehacks
女性は毎日同じ服を着続けた 2ヶ月後自分に起きたある変化に驚いた
ここ5、6年の間に急速に社会に浸透した言葉の一つに「ミニマリスト」と言う言葉があります。
ミニマリストは、最少、最小限、最低限をあらわす「ミニマル」から派生した造語で、身の回りの物をできる限り減らし、最小限の物で暮らしている人々のことを言います。本当に必要なものだけを所有し、物に溢れた生活を送るよりも精神的に豊かな生活ができるという考え方は、大量消費社会である現代だからこそ生まれた新しいライフスタイルだと言われています。
一人の女性が実行したミニマリストとも言えるある計画が話題を呼んでいます。
その女性、はづかしい命さん(@amy_to_me)は「毎日同じワンピースを着る計画」と称し、同じワンピースを3着購入、2ヶ月間毎日同じ服を着続けたことで起こった変化をTwitterに投稿しています。
その投稿がこちら。
私、ここ2ヶ月全く同じ服を着続けています。
それがかなり大成功なので、知って欲しいです。 pic.twitter.com/YBFZN2Hl3M— はづかしい命 (@amy_to_me) March 17, 2020
そこには同じ服を毎日着続けて彼女が感じたメリット、そして発見が記載されています。
そこには服を選ぶ時間や購入するお金の節約はもちろんのこと、同じ服を着ることにより個性が確立できたこと、近年トレンドのファストファッションでは得られない満足感が得られたことなど、精神面に及ぼす影響までもが記載されています。
そしてこの実験結果に多くの人から反響がありました。
自分専用の制服を設定してしまうようなものかぁ、トレードマークになるし面白い試みですね^^
— motto (@motto2) March 18, 2020
他人にどう思われるかより、自分が心地いいかどうかを第一に考えられる人にとっては良い選択だと思います。
しっくりくるものが見つかって良かったですね。— おからパウダー (@jumptcy) March 18, 2020
私も似たような感じで服装をパターン化(ラルフのセーター+パンツ
)してワンシーズン過ごした経験があります。自分のブランディングになるし、朝の無駄な悩みがなくなるのを思い出し、またトライしたくなりました。良ツイートありがとうございます。— 江本 (@emotoniku) March 18, 2020
そもそも彼女はこの計画を立てたきっかけは、以前の恋人がミニマリストで、毎日ジーンズとTシャツ(寒かったらコート)なのがとても楽そうで、自分にも応用できないかと思ったからとのこと。
その後、骨格診断とパーソナルカラー診断を活用しじっくりと自分に似合う1枚を探し出したそうです。
吟味して似合うワンピースを選んだことで、周囲からの反応はポジティブなものが多く「似合っている」「シルエットが良い」などの声が多く、また毎日同じ服のため外泊したかどうかが気づかれなくなってラッキーだったとも。
もちろんこの実験はファッションが好きで、毎日色々な服を着て楽しみたいと言う人には向いていません。
しかし、中には「毎日同じ服を着ていると思われたくない」「ダサいと思われたくない」など人から自分がどう見られるかを気にするがあまり、洋服を購入し、お金や時間、労力を費やしてしまった経験のある人にとっては勇気をもらえる実験だったのではないでしょうか。
人は十人十色と言うように、人の数だけ世の中には様々な価値観が存在します。今回のワードローブをミニマル化するという事は、その中の一つの良い例でした。
多様な生き方が認められうようになった現代。人の価値観に左右されながら生きるのではなく、自分らしくいられる生き方を見つけていきたいですね。
プレビュー画像:©︎Twitter/@amy_to_me
