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水分補給とダイエットに|水ゼリーがおすすめ

気温が高く蒸し暑い日々が続くと耳にするようになる「脱水症状」に「水分補給」という言葉。脱水症状と聞いて連想するのは熱中症。そう聞くと、梅雨に入ったばかりのこの季節、まだまだ熱中症にはならないと油断しがちです。

しかし熱中症は真夏の暑い時期だけに起こるものではなく、梅雨どきの季節も気をつけたい症状の一つです。なぜなら、梅雨時期は湿度が高く、汗が蒸発しにくくなるため、体温の調節がうまくいかなくなり、体の中に熱がこもり体温が上昇する可能性や、体が暑さに慣れていないため、体温をうまく調節できないなどの理由から梅雨時期でも熱中症になる可能性があると言われています。

熱中症対策に有効なのは、こまめな水分補給。理想は1日1.5Lの水分と言われますが、水を飲むことが苦手だという人や、コーヒーや他の飲料を飲んでしまうと、水を沢山飲むことが難しいと感じてしまう事、ありますよね。

そこで今回は、水分補給を助けるユニークなアイデアをご紹介。それは「水ゼリー」と呼ばれるもの。

水ゼリーは、水に海藻を原料とした植物性のゼリーの素であるアガーを混ぜて固めるゼリーです。一般にゼリーなどを作る時はゼラチンや寒天を使いますが、このアガーなら透明度が高く、ぷるんと弾力のあるふるふるなゼリーに。そのため、スルスルと喉を通りやすい水ゼリーにすることで簡単に水分補給をすることができるのです。水ゼリーの作り方はとても簡単。

<水ゼリーの作り方>

用意するもの:
– 水 600ml
– アガー 12g

作り方:
1. 水にアガーを入れて沸騰させたら、そのまま1分半ほど煮る
2. 型に入れて粗熱が取ってから、冷蔵庫で20分くらいで冷やし固めたら完成です。

食べやすい水ゼリーですが、そのままではほぼ味がしないため、低カロリーなきな粉や黒蜜を少しかけて食べれば、まるでわらび餅のように楽しむことができます。この方法なら、デザートを食べる感覚で水分補給ができることに。

Twitter@gutsgalSP

さらに水ゼリーの利点は、ダイエットにもつながるということ。水ゼリーに使用するアガーのカロリーは5gで16kclと低カロリー。主な成分は食物繊維と糖質(炭水化物)とナトリウム。また、アガーの原料である紅藻郡は、海の硫黄をよりたくさん含んだ硫黄栄養物の一つで、硫黄を含んだ水溶性の食物繊維を成分に含んでいます。この食物繊維には、抗酸化作用や抗凝血作用などの薬理効果に期待されているほか、腸内の有害物質を吸着してスムーズに排便を促す効果があると言われます。

水分補給しながら、ダイエット効果も期待できる水ゼリー。きな粉や黒蜜をプラスしたわらび餅風の他にもフルーツを組み合わせて作るのもおすすめです。蒸し暑い日のデザートにいろいろバリエーションを作って楽しんでみてください。

※水ゼリーに使用するアガーが手に入らない場合は、食感が変わってしまいますが寒天でも代用が可能です。また、幼児にゼリーを与える場合は誤嚥を防ぐためにも、小さくカットするようにしてください。

プレビュー画像:©︎Twitter/gutsgalSP

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