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キッチン

知っておくと役に立つ|農家直伝長ネギ豆知識

鍋シーズンに欠かすことのできない野菜の一つといえば、長ネギ。薬味として刻んで食べても、鍋の具材として入れても美味しいくいただけます。

そんな長ネギですが、この冬は価格が例年よりも低めの設定になっています。スーパーで安売りされているネギを見かけることも多いのではないでしょうか。

そんな中、ある農家さんの心の叫びとも言えるツイッターが話題に。

群馬県で長ネギを栽培しているしん|yahoo!ニュース1位の農家さん(@sinyasai)は、スーパーで偶然見かけた長ネギたちのあまりの安値にびっくりし、「長ネギ食べてーーーーーー!!!」とツイート。さらには、もっと買ってもらえるようにと、長ネギの豆知識を紹介し話題になっています。しんさんが紹介した、知っておけばおトクなこと間違いなしな、長ネギ豆知識がこちらです!

<知っておくと役に立つ長ネギ豆知識>

1.血液サラサラ効果
辛味成分でツンとした独特の匂いの正体である硫化アリルは、血液をサラサラにしてくれる効果を持っています。また、殺菌作用や抗菌作用、身体を温める作用もあるので、風邪の予防としても効果を発揮します。

2. ビタミンCたっぷり
ネギの緑色部分には、ビタミンCがたっぷり。ビタミンCはストレスから体を守る働きをし、風邪予防にも効果が期待できます。

3. β-カロテンで生活習慣病予防
ねぎの緑色の部分には、ビタミンCだけでなくβ-カロテンが豊富に含まれています。β-カロテンには、強い抗酸化作用があり、体内の活性酸素を消去して動脈硬化やがんなどの生活習慣病の予防につなげることができます。

長ネギ豆知識1
Twitter/sinyasai

4. 根本に近い白い部分は甘みがあり、緑色の部分は辛みが強くなる
ネギの緑色部分は、辛味と香りが強いため、薬味におすすめの部分。また、緑に多く含まれるビタミンCは水溶性で熱に弱い性質があるので、薬味として生で食べれば、栄養面でもばっちり効果を期待できます。

長ネギ豆知識2
Twitter/sinyasai

5. 繊維に沿って縦に切ると甘みが出る
辛味が少ない白い部分ですが、切り方でさらに辛みと甘みを調整することができるそうです。繊維に沿って縦方向に切ることで、より甘みが感じられるようになり、逆に、繊維を断つように切ると辛みや香りが引き立つそうです。

長ネギ豆知識3
Twitter/sinyasai

しんさんによると安価の理由は、長ネギの価格は昨夏の天候の安定に加え、コロナにより飲食店からの需要が減ったこと、また関東近辺の農家が作付けを増やしたためとのこと。長ネギ栽培は、春に植えて以降、夏時期に病気や雑草対策など長い道のりで苦労も多いそうです。

Twitter上では、そんなしんさんのツイートに多くの人から「ネギ大好きです」「ねぎ食べてます」という声や、おすすめの美味しい食べ方などといったリプライが寄せられています。

さまざなタイミングが重なり、需要よりも供給が上回ってしまった長ネギ。体によくておいしい、しかも安価となれば、どんどん食べていきたいですね。

薬味のネギをパラパラに冷凍保存する方法はこちらから↓

カチカチに固まるのを防ぐ!野菜をパラパラに冷凍できる裏技

プレビュー画像:©︎Twitter/@sinyasai

出典:Twitter@sinyasai,Yahoo!ニュース