キッチン
油と相性がよすぎるナス|油の使用量を減らす方法
ナスは夏バテやむくみといった夏の気になる体の症状を予防する効果が期待できるだけでなく、老化防止が期待できるなど、おいしい上に体に嬉しい効果を持っています。油との相性が抜群なため、サッと素揚げにした煮浸しや、肉を使った炒め物で使うことが多いですよね。
ナス料理の油の量を減らすコツ
体に嬉しく低カロリーなナスですが、ダイエット中や油分を控えたい時は、使う油の量の多さにびっくりすることもあります。
ナスのすごいところは油の吸収力だと思う。ポン酢と生姜合わせたら無限に食える! pic.twitter.com/665sgjDUue
— アベケン@しばしエンジョイ勢 (@abekenblog) May 8, 2020
そんな時に役立つのが、しん|野菜を育むプロさん(@sinyasai)が紹介した「ナスに油をあまり吸わせない」という方法です。しん|野菜を育むプロさんはTwitterでこれまでにもさまざまな野菜に関する様々な有益な情報を紹介されています。
ナス農家からお願い。長ナスをたくさん食べて欲しいのですが『油をあまり吸わせたくない』という人は塩水に10分ほど漬けてから焼くと油を吸いづらくしてヘルシーに調理できるからおすすめです。 pic.twitter.com/LY9KCSkCPJ
— しん|野菜を育むプロ (@sinyasai) June 28, 2022
ツイ主のしん|野菜を育むプロさんによると、ナスに油をたくさん吸わせたくない場合、調理前にナスを塩水に10分ほどつけておくといいとのこと。
塩水は塩分が1%になるように調整をします(500mlのお水の場合は、小さじ1杯の塩が目安です)
僕は塩分控えめの1%くらいでやってます😁
— しん|野菜を育むプロ (@sinyasai) June 28, 2022
夏にナスを積極的に食べたい理由
夏に旬を迎える野菜たちは、厳しい暑さに耐えるために多くの水分を含み、緑、赤、紫など色鮮やかな皮で紫外線から身を守っているのが特徴です。そのため、水分いっぱいの夏野菜を食べることで私たちも夏の暑さ対策をすることができます。ナスもそんな夏野菜の一つ。ナスは90%が水分と言われますが、夏の体にとって嬉しい作用をたっぷりと持っている野菜です。
・カリウム
ナスに含まれる代表的な栄養素の一つがカリウム。カリウムは体内の余分な塩分を排出し、水分代謝を促進させる働きを持っています。そのため、高血圧予防や、むくみ対策に役立ちます。また、余分な水分を排出することから夏のほてった体を冷やしてくれる作用があり、夏特有の体のだるさ、食欲不振といった夏バテ症状の緩和にも役立ちます。
・ポリフェノール
ナスの深く美しい紫色の皮には、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれています。ポリフェノールは、抗酸化作用で知られており、体の老化や動脈硬化、免疫力低下を招く活性酸素を取り除く働きをしてくれます。特に夏は強い紫外線により大量の活性酸素が肌の表皮で生み出され、シミやシワといった肌老化を加速させる季節です。ナスは夏バテした体にいいだけでなく、紫外線による肌ダメージにも嬉しい食材とも言えます。
■傷ナス訳あり特価
— 無農薬: 彦根の辻農園 (@tsuji_nouen22) September 11, 2020
受粉不足や風害などによるキズ。訳あり特価で1袋98円。大人気ですぐ完売。(正規品より人気:笑)実は裏話、ナスは傷がつくとポリフェノールが2倍も多くなる。傷んだところを修復しようとがんばるためらしい。ケガを治そうとする自然治癒力🌱傷ナス安い上に栄養価高くてお得よー(^^)/ pic.twitter.com/KehPZsLOro
・食物繊維
水分がほとんどのナスですが、実は食物繊維を豊富に含む食材です。100gあたりには、2.2gの食物繊維が含まれ、もやしの1.7倍、きゅうりの2倍の量に当たります。食物繊維は便秘対策にはもちろんのこと、食後の血糖値の急激な上昇を抑えたり、血中コレステロール値を下げたりする働きもあります。そのため、血糖値や血中コレステロール値が気になる方は積極的に食べていきたい食材です。
夏バテが心配なのに『長ナス』を食べない人が多すぎる。長ナスの果肉は疲労回復や体を冷やす効果があり抗酸化作用、高血圧や生活習慣病の予防、ダイエットにも。さらに皮に含まれる成分“ナスニン”は活性酸素をとり除き抗がん作用や血管年齢を若くし老化防止も期待できて食べない理由が見つからない! pic.twitter.com/muWUNdD2jY
— しん|野菜を育むプロ (@sinyasai) June 29, 2022
夏の体に嬉しい栄養たっぷりのナス。油の量を控えることができれば、もっとたくさん食べたくなりますね。
プレビュー画像:©︎Twitter/sinyasai
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