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【消費者庁が注意喚起】夏祭りの屋台で売られているアレが危ない!食道や胃に穴があくかもしれない。

夏祭りや縁日と聞いて、ワクワクした気持ちになるのは子どもだけではないはず。縁日や祭りの楽しみといえば屋台や露天で買うおいしい食べ物やおもちゃですよね。実は今、消費者庁の公式Twitterアカウント「消費者庁子どもを事故から守る!」(@caa_kodomo)が投稿した「夏祭り・縁日の玩具等に注意!」というツイートが、ネットで大きな反響を呼んでいます。

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消費者庁が注意喚起しているのは、夏祭りや縁日で見かけることの多い3つの玩具。それでは、さっそく問題のツイートを見ていきましょう!

1.ケミカルライト

身につけているだけで周囲の注目を一気に集めることができ、子どもに大人気のおもちゃケミカルライト。棒状のスティックを折り曲げると「ポキッ」という感覚と共に、蛍光液と酸化液の2つの化学物質が化学反応を起こし光るものです。

実はこのケミカルライトの中の液体が危険なのだとか…。消費者庁は次のように注意をうながしています。

スティックの中の液体には過酸化水素が含まれており、副生成物としてフェノールができるため、なんらかの原因で飛び出し皮膚や目に触れると、痛みを伴う炎症を起こすことがあるそう。少量の場合、水で洗えば大きな健康被害が出ることはないそうですが、有害な物質には間違いないため、扱いには注意が必要です。

2.電球ソーダ

インパクト大な電球の容器に入った色とりどりのソーダ飲料。そのフォトジェニックな見た目から祭りや縁日の屋台で根強い人気を誇る電球ソーダ。

この電球ソーダにも、あまり知られていないこんな危険が潜んでいます。

光るおもちゃや電球ソーダに使用されているボタン電池は、誤って飲み込むと食道や胃に穴が開いてしまう危険があるんだとか!中には電球ドリンクの中にボタン電池が入ってしまっていたケースも報告されているようで、注意が必要です。

3.水で膨らむ玩具

「ぷよぷよボールすくい」や「ジェリーボール」の名で知られる水で膨らむおもちゃ。一見、スーパーボールのようにも見えますが、全くの別物です。露天ですくって遊んだら、あとはインテリアのデコレーションに使ったり、植物の土代わりに使うなど、色々な楽しみ方をすることができます。

実はこのぷよぷよボール、水に浸けて膨らんでいない状態でも購入できますが…

子どもが誤って飲んでしまうと、体内で水を含んで膨らんでしまう危険性があるというのです!しかも「レントゲンに映らない可能性が高い」という特徴から、発見に遅れが出る可能性も考えられます。小さな子どもには出来るだけ与えないようにして下さい。

いかがでしたか? 正しい使い方をすればどれも楽しい玩具ですが、その裏に潜む危険を十分理解し、液漏れや誤飲に注意する必要があるといえるでしょう。