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Lifehacks

ターメリックや黒胡椒と意外と合う|体に嬉しい効果が期待できるスパイス納豆

日本人のソウルフードと言っても過言ではない納豆。純粋に納豆が好き、または健康のために、と日々欠かさず納豆を食べているという方も多いことと思います。

みなさん納豆のトッピングは何がお好きですか?付属のタレにからしをかけてネギを少々…というシンプルなものから、卵黄やキムチにアボカド、または夏であれば爽やかな大葉など、様々なトッピングを楽しむことができます。

でも、近頃これまでの納豆のイメージを覆すようなトッピングをしている人が増えているというのです。そのトッピングとは、カレーなどに使われるターメリックやクミンといったスパイス

スパイスは、古くから食物の風味の劣化や腐敗防止のために用いられてきました。それに加え、現代では抗菌作用や高い抗酸化機能、またがん発症抑制機能成分など、体内の老廃物や有害物質を排出してくれるという人間の体にとって嬉しい効果が期待できる成分を多く含んでことから、世界中で愛されています。

そんなスパイスを健康食である納豆と組み合わせることで、デトックスや疲労回復、アンチエイジング、さらには認知症予防のために役立たせることができると言われています。

体に嬉しいスパイス納豆の組み合わせ例は以下の通り。

①疲労回復やアンチエイジングには「納豆 x クミン」

納豆に市販のクミンパウダーを3振りほど入れ、刻んだ2枚分の大葉を合わせます。カレーの香りとして知られるクミンには、糖質の代謝を促進し疲労回復に役立つビタミンB1や、皮膚や粘膜の機能維持に効果的なビタミンB2などが含まれる他、高い抗酸化作用があると言われ、アンチエイジングや生活習慣病の予防が期待できると言われています。

さらにアンチエイジング効果を期待したい場合は、こちらも抗酸化作用のある大葉をプラスするといいそうです。

②認知症予防には「ターメリック x レモン 」

ターメリックパウダーを3振り、納豆の臭み取りにレモンを8分の1ほど絞ります。ターメリック(ウコン)に含まれるクルクミンは強力な抗酸化作用と抗炎症効果が期待できるとされています。さらに、近年ではアルツハイマー認知症の原因物質であるアミロイドβの生成を抑える働きがあると言われ、認知症予防に効果があるのではと考えられています。この他にも、アンチエイジング効果や肝機能改善、胃腸の調子を整えるなど多くの健康美容効果も期待することができます。納豆臭さを緩和するレモンの代わりにお酢でもOKです。その場合は小さじ2分の1の分量を使用するようにしてください。また、クルクミンには、コレステロール値と血糖値を改善する働きがあり、ダイエットをしたいという方にもおすすめです。

③生活習慣病や便秘対策には「黒こしょうとバルサミコ酢 」

黒胡椒パウダーを3振り、バルサミコ酢を小さじ1杯ほど加えます。黒こしょうは血流促進や消化促進効果、便秘解消などの効果が期待できます。

また、納豆とお酢の組み合わせの中でも、強い抗酸化作用を持つバルサミコ酢をプラスすると、さらに血栓や動脈硬化、高血圧、生活習慣病の予防にもつなげることができます。

④食欲増進や疲労回復には「ガラムマサラ」

納豆にガラムマサラパウダーを3振りほど加えます。ガラムマサラはシナモン、クローブ、ナツメグをベースとした3〜10種類ほどのスパイスがミックスされており、胃腸の働きを高め食欲増進や、疲労回復を助けてくれると言われています。夏の暑され疲れが出やすい秋にはぴったりの組み合わせと言えるでしょう。
また、納豆がグッとスパイシーになるため、お酒のおつまみにもなるとか。

健康食として知られる納豆ですが、まさかのスパイスとも好相性。スパイス納豆のアイデアは、これまでの納豆の印象をガラッと変えますが、相乗効果でさらに健康効果が期待できるため、納豆を飽きることなくますます楽しんで食べられそうですね。今回紹介した以外にも、お好みのスパイスでぜひ試してみてください。

プレビュー画像:©︎Twitter/O5z7coO