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米軍特殊部隊直伝 わずか2分で眠りに入る技
頭の中で色々な考えがメリーゴーランドのようにぐるぐる回ったり、周囲の小さな音が気になったりして、なかなか眠れないという人は多いのではないでしょうか。
そんな人のために、米海軍特殊部隊「ネイビーシールズ」直伝のすぐに眠りにつける簡単なコツをご紹介しましょう。
ネイビーシールズの兵士は、不規則な就寝時間と高いストレスレベルにもかかわらず、常に行動できる状態にしておく必要があります。そのため、極限状態でも気持ちを落ち着かせ、眠りに入れる方法を身につけているのです。赤ちゃんがいてまとまった睡眠が取れない人やストレスの多い仕事で疲れているのに眠れないという人に、ぜひお勧めしたい方法です。
少し練習すれば、2分以内に眠りにつくことができます。
2分で眠りにつくための5つのステップ
ドイツの精神科医であり心理療法士であるヨハネス・ハインリッヒ・シュルツの自律訓練法を起源としています。シュルツは1930年代に、自己暗示によって筋肉を弛緩させることが可能であり、それが精神的な健康にも影響を与えることを証明しました。ネイビーシールズでは、この方法を睡眠テクニックとして取り入れています。
その方法をご紹介しましょう。
- 顔の筋肉をほぐす。目の周り、舌、あごの筋肉に意識を向け、筋肉の緊張を解き、重くなっていくのを想像します。
- 肩の筋肉に意識を移し、肩が緩み、下におりるのを感じます。続いて、上腕、下腕にも意識を向けて緩めます。
- 呼吸を睡眠のリズムにします:4秒かけて息を吸い、無理のない程度に7秒ほど息を止め、8秒かけてゆっくりと息を吐きます。この呼吸サイクルを繰り返します。
- 最後に足の力を抜く:太ももから足にかけての緊張を解き、重くなるのを感じます。
- 筋弛緩の4つのステップを補完するために、同時に心を落ち着かせるためのイメージを思い浮かべます。たとえば、静かな湖に浮かべたボートに横たわり、優しく揺られている自分の姿をイメージしてみましょう。
眠りにつくまでの時間がストレスだと感じる人は、ぜひ試してみてください。
ちなみに、ネイビーシールズの兵士によると、この手順がしっかりと体に染み込むには6週間ほどかかります。でも、この技を一度身につけたら、スーパーのレジの列に並んでいる間に眠れるほど効果があるそうです。
出典:men’s thing , rtl
プレビュー画像:© flickr/Expert Infantry © flickr/Carlos Baquero