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Lifehacks

58年前このホテルが建てられた当時、現在の姿を想像する者はいなかった。こんなの見たことない!

東京からフェリーに乗ること半日、約300km離れた火山島、八丈島に巨大な廃墟「八丈ロイヤルホテル」はあります。八丈ロイヤルホテルがオープンしたのは1963年。南国の気候から「日本のハワイ」と呼ばれ、新婚旅行地として人気だった八丈島最大の高級ホテルでした。

しかし1970年代から人気は陰りを見せ始め、その後数回名前を変えてリニューアルオープンを繰り返したものの、人足が戻ることはありませんでした。2006年、ついに放棄されてしまいます。

ポーランド女性写真家ナタリア・ソバンスカは、この巨大廃墟に魅せられ、奇妙で神秘的でさえある廃墟の姿をカメラに収めてきました。 

 
 
 
 
 
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往年の面影を残すエレガントなビリヤードテーブル。

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熱帯気候の八丈島の自然が少しずつ人工物を分解して、自然に取り込もうとしているかのようです。

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倉庫スペースには使用されなかったギリシア風の柱のオブジェ。

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広い中庭には二度と吹き出すことのない噴水が。

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放置された家具やカーペット、壁紙をシダ類やコケ類が覆い尽くそうとしています。

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その昔、新婚旅行の夫婦で賑わっていたであろう広いロビー。

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日本でありながら、どこか異国を感じさせるこの空間。

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現在の八丈島にはその美しい南国の自然を求めて国内だけでなく海外からも観光客が訪れていますが、高度成長時代の贅を極めた高級ホテルの廃墟は日本のある時代の空気を反映した遺跡のようなものかもしれません。

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巨大廃墟がこの先どんな変化を遂げていくのか、怖いもの見たさですが楽しみでもあります。

 
 
 
 
 
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Ein Beitrag geteilt von Natalia Sobańska (@deadinside.eu) am

ひっそりと朽ちてゆく高級ホテルの様子に不思議な魅力を感じずにはいられませんね。

プレビュー画像:©︎Instagram/deadinside_eu