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猫が飼い主にお尻を向けてくる理由は4つ でも4つ目は正直「ちょっとごめん」だと思った
猫を飼っている人なら、必ず経験がある猫のある行為。それは飼い主へ「お尻を向ける」という行為。
飼い主の膝の上に座る時、または近くでちょこんと座っている時。膝の上で立ち上がった時なんて、わざとかと思うほど、ちょうどお尻が顔の目の前にくるなんてことも珍しくありません。はたまた、寝ているときに顔の間近にお尻を向けてドーンと胸の上に横になる、など。
@xxrokosanxx ロコさんおはよ〜( ´ ▽ ` )ノ相変わらずおしりを向ける愛猫です。゚(゚´ω`゚)゚。こないだ初めて甥っ子の上にも乗りました。゚(゚´ω`゚)゚。♡ pic.twitter.com/5K0k7ZAMsX
— ぼく、いおち@インビザライン (@iochic5) July 5, 2014
顔と顔を向かい合わせる人間界では、相手に背を向け、ましてやお尻を向けるなんて、失礼極まりありません。しかしこれは猫界では意味ある行為だったのです。もう知っているという猫好きの方もいるかもしれませんが、猫がお尻を向ける、その裏には重要な意味があったのです。
猫のコミュニケーション手段として重要とされるのが、嗅覚。彼らはお互いのお尻を嗅ぎ合う事で挨拶をしたり、身元の確認をしたりします。
それは飼い主も同じ。さすがに飼い主のお尻の匂いを嗅ぐことはしませんが、猫は匂いで飼い主を判断しているとも言われています。
では、猫が人間にお尻を向けるというのは具体的にどんな意味が込められているのでしょうか。それは以下4つと考えられています。
1. 挨拶
2. 自分は脅威ではないことを伝えている
3. 友情と信頼のサインを示している
4. 尻尾を上げて身元を認識できる重要部分(肛門周り)を示し、「嗅いでくれていいよ」と誘っている。
猫が人間にお尻を向ける行為には、他の猫仲間と同様にコミュニケーションの役割を持ち、同時に飼い主への信頼と愛情を表す行為だったのです。
一見、そっぽをむいているような行為ですが実は真逆。でも、4番目の「嗅いでいいよ」と言われても、ちょっと困惑してしまいます。その場合は、抱っこしてあげたりグルーミングでたくさん愛情を返すようにすればいいとのこと。
これがわかっていれば、もう深夜にハッと目が覚めた時、目の前にある猫のお尻に「なんか失礼だわ」なんてモヤっとすることもなく幸せな気持ちでまた眠りにつくことができそうです。
どこまでもその行為がツンデレな猫。謎に満ちた魅力いっぱいだからこそ、人間の心を掴んで離さないのかもしれません。
次々に人間を猫下僕にしていく猫たちは、もしかしたら全ては猫の秘密結社NNN(ねこねこネットワーク)の手ほどきを受けているのかもしれません。また、こちらではこれもNNNの仕業か?と思わせる猫と人の不思議な出会いを特集した記事をご覧いただけます。
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