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トリビア

正月三が日に絶対してはいけない6つのタブー

お正月に家の掃除や洗濯をしていたら、おばあちゃんに怒られた!そんな経験をした人はいませんか?あまり知られていませんが正月三が日にはしてはいけないこと、すると縁起が良くないことがいくつもあるんです。

そこで今日はみなさんに「お正月に絶対してはいけない5つのタブー」を紹介します。それではどうぞご覧ください。

1.掃除をしてはいけない

お正月には「歳神さま」という神さまが、福を尋ねてきてくれます。年末に家の大掃除をするのは、この歳神さまが気持ち良く家に来てくれるようにという準備の儀式なのです。しかし「3が日」の間に掃除をしてしまうと、せっかく福を持ってきてくれた歳神さまを追い出してしまうことになるため、翌年家族に良くないことが起きると信じられており、古くからの習わしで正月に掃除はタブーとされているのです。

2.洗濯をしてはいけない

地域によって若干差はありますが、洗濯をしてはいけないのは「服(福)を洗いだしてしまうから」、家を尋ねてきてくれた「福を水に流してしまうから」と言われています。また昔はいまと違い、家事は大変な重労働だったため、せめて家族が正月の三が日だけでもゆっくり過ごせるように、と掃除・洗濯などの家事をしないようになったという説もあります。

3. 刃物を使ってはいけない

包丁やハサミなどの刃物を正月に使ってはいけないのは、本来結婚式でも刃物は避けられているのと一緒で、縁を「切ってしまう」という語呂合わせに由来します。また地域によっては元日に包丁を使わずに過ごせれば、その年は怪我をせずにすむという言い伝えも存在します。

4. 大金を使ってはいけない

昔から、元旦に大金を使ってしまうとその翌年は財布からお金が出ていくようになってしまうため、お賽銭を除いては極力お金を使わないようにするという風習は日本各地に存在しました。しかし、現代を生きる私たちには、初商いが1日からだったり、福袋商戦が1日・2日に行われるなど、お正月をまったくお金を使わずに過ごすというのは難しくなっているのが現状です。

5. ケンカをしてはいけない

新しい年を迎えてすぐにケンカをしてしまうと、その年は一年中人との争いが絶えなくなってしまうといわれています。そうでなくともケンカや怒りは悪い運気を呼びこむため、一年の運勢が決まる大事なときに争いをして、悪い運気を呼びこみたくないという願いから生まれた縁起かつぎともいえるでしょう。

いかがでしたか?どれも諸説ありますが、せっかくの新年を台無しにしないためにも、どのタブーも極力避けて損はないでしょう。

プレビュー画像:©︎Facebook/Kanako Hayashi

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