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体に嬉しい5つの効果|にんにくとはちみつを組み合わせて健康維持

疲れた体を元気にしてくれる食材といえばニンニク。スタミナ食材として知られ、その疲労回復や食欲増進といった効果を持っています。ニンニクを油で炒めた時のあの香りを嗅ぐと、つい食欲をそそられてしまいますよね。

疲労回復の他にも風邪予防やホルモンバランスを整え体の健康に良いとされるニンニクですが、相性のいい食材がはちみつと言われています。

そこで今回はニンニクとはちみつで作る手作り健康食をご紹介。にんにくをはちみつに漬けることで期待できる効果はまるで天然のサプリと言いたくなるほどです。

では作り方と詳しい効果をご紹介します。

<にんにくのはちみつ漬けの作り方>

用意するもの:
– にんにく 2株
– はちみつ 100〜150ml
– 保存用ビン

作り方:
1. にんにくをバラして皮をむき密閉できる保存瓶に入れ、はちみつを注ぎ冷蔵庫に入れます。
2. 漬けて2週間程度は、漬けている時に発酵によりガスが出るため、ガス抜きもかねて毎日1回かきまぜてください。また保存容器をひっくり返したりして、にんにく全体がはちみつに浸かるようにします。
3. にんにくが飴色に変わったら完成です。3か月ほどかかりますが、保存は1年ほどきくため、一度にたくさん作っておくと便利です。

<にんにくのはちみつ漬けの効果>

免疫力アップ
はちみつ、にんにくともにその成分から抗菌作用を持つと言われています。この2つを取ることで、体内に侵入したウイルスやバクテリアを排出し体の免疫力をアップさせることができます。免疫力が上がるため、食べ続けることで風邪をひきにくい体に。

高血圧抑制
はちみつ、にんにく共にカリウムを豊富に含む食材。カリウムは血液中のナトリウムを取り除き血圧を正常に保つ「自然の降圧薬」とも呼ばれています。このため、この2つの食材を併せて取ることでカリウムを効果的に摂取することができるため、高血圧を予防することができます。

疲労回復
にんにくには体の疲れに効くと言われるビタミンB1とその吸収を助けてくれるアリシンという成分が豊富に含まれています。蜂蜜にもまた、ビタミンB1が含まれていることから併せて取ることで疲労回復効果を期待することができます。また、はちみつが持つブドウ糖は、体内で吸収が素早く行われる特徴があるのため、疲労時に素早く体力を回復させる効果を持っています。

代謝アップ
にんにくやはちみつには、糖質の代謝に必要なビタミンB1が多く含まれており、糖質をエネルギーに変える働きを促進してくれます。またビタミンB1とにんにくのアリシンが結びつくと、体内で脂溶性のアリチアミンという物質に変化します。アリチアミンに変化して脂溶性に変わることにより、ビタミンB1が体外へ排出されるスピードが遅くなるため、ビタミンB1の効果が持続しやすくなります。このため、代謝がアップし痩せ体質に体を変えていくことができます。

体温アップ
にんにくを食べると交感神経を刺激して末梢の血管を拡張させるという働きがあります。そのため血液が全身に流れ、手や足の先から首まで温まります。また蜂蜜にも体の血行促進効果があるためにんにくのはちみつ漬けを食べることで体を中から温めてくれます。冷え性や低体温に悩む方にもおすすめの食材です。

<にんにくのはちみつ漬けの食べ方>
出来上がったにんにくのはちみつ漬けは、匂いや辛みが取れているのでそのまま食べるのはもちろん、薄切りやみじん切りにして冷ややっこやサラダのトッピングにするのもおすすめです。また、生のにんにく代わりとして、餃子やステーキなどにんにくを使う料理に使用することができます。残ったはちみつは醤油やしょうがと一緒に料理のタレに使えばほんのりにんにくの風味がついているので旨味もアップします。

注意:にんにくをそのまま食べる時は一日に一片~2片を目安にするようにしてください。食べ過ぎてしまうと、腹痛や下痢などといった症状を引き起こしてしまいます。
またはちみつは1歳未満の幼児には決して与えないようにしてください。

スタミナ食材のにんにくの効果をさらにアップして体の健康をキープしてくれるにんにくのはちみつ漬け。漬け込む時間は少しかかりますが、簡単に作れて保存も効くのでぜひ作ってみてくださいね。

プレビュー画像:©︎Twitter/sarudbd