DIY
【ぐんぐん育つ】庭作りにおすすめな頼もしい11の植物
庭いじりが好きでガーデニングが趣味という人であれば、それぞれの植物や花の植え時、そして成長速度や花の開花時期を知っているもの。それに合わせて庭づくり作りをしています。
でも、始めたばかりの頃って、何を植えたらいいのかわからなかったり、植物たちが育つ姿が待ち遠しかったこと、ありませんか？毎日毎日、成長を見守っては、「早く大きくなあれ」と心で唱えていたはず。
今回はそんな庭づくりの楽しみを感じられる、比較的成長が早い11の植物をご紹介します。庭づくりのヒントにぜひ役立ててみてください。
〜 つる植物〜
1. 「フジ」1年で150cm成長
春に綺麗な薄紫色の花を咲かせ、甘い香りを漂わせるフジの花。公園に咲いているイメージですが、自宅の庭が広く日当たりがいい場合は、しっかり水やりをすれば大きく育ち、たくさんの花を楽しむことができる品種です。
2. 「アイビー」地植えの場合1年で200cm成長
つる植物の代表ともいえるアイビーは、星のような形の葉が愛らしく人気の植物。地植えをするとぐんぐんを成長をします。また面積があまりない場合は鉢植えにしても見栄えがします。
注意：建物の壁に沿って育てたい時は、そこに亀裂などないかしっかり確かめるようにしてください。アイビーは土の中だけでなく、地上に出ているつるの途中からも根を伸ばします。建物の壁に亀裂があると、この根が亀裂に入り込み建物を壊してしまう可能性があります。
3. 「クレマチス・モンタナ」1年で300cm成長
春先にたくさんの花を咲かせるクレマチス・モンタナは高さ10メートルまで大きくなる植物。中でも「ルーベンス」という品種は淡いピンク色の花をつけることで人気です。その他にも濃いピンクや白といった花をつけるものもあります。
クレマチス・モンタナは寒さには強いですが、暑さが苦手な植物。夏場の直射日光を避ける場所に植えるなどの工夫が必要となります。
4. 「ホップ」1年で 250〜600cm成長
日本ではまだあまりメジャーではありませんが、松ぼっくりに似た花をアレンジメントやリースにして楽しむこともできるホップ。最初の1年はゆっくりと育ちますが、その後は太く丈夫なツルが毎シーズン2m〜6mにも大きく育ちます。シーズン後の冬は付け根までツルを切っておくのがポイントです。
〜庭木植物〜
5. 「イボタ」1年で 30cm成長
比較的育つスピードが速い常緑樹の木は、庭の生垣作りに最適。中でも、イボタは生育が速くすぐに家の目隠しになるだけでなく、お手入れも簡単なのでおすすめの品種です。
6. 「ジャスミン」1年で30cm成長
ジャスミンは花をたくさん付ける比較的背の低い木なので庭に植えて楽しむことができます。ジャスミンは特に夏の夕方になると、花の芳しい香りを漂わせます。
7. 「コブカエデ」1年で40〜50cm成長
紅葉の一種であるコブカエデは、日本ではあまりまだ見られませんが、丈夫で手がかからないため庭木に向いています。
8. 「セイヨウニワトコ」1年で60〜80cm成長
初夏にクリーム色の花を咲かせるセイヨウニワトコは、花や葉、実をハーブとして利用することができます。 実を煮詰めて作ったシロップはイギリスやオーストラリア では、エルダーフラワーコーディアルと呼ばれ、水で薄めて飲まれています。
〜多年生植物〜
9. 「アルケミラモリス」1年で40〜60cm成長
アルケミラモリスは別名レディースマントルとも呼ばれ、生育スピードが速く、また丈夫なためグランドカバー（花壇や通路の土が見えているスペースを埋めること）におすすめの種類です。また、そのハーブティーは生理不順に効果があり女性のためのハーブとも言われています。
10. 「ゲラニウム マグニフィカム」1年で50〜60cm成長
ゲラニウム マグニフィカムは、鮮やかな紫色で黄色と美しい色のコントラストをなすこと、また生育環境が似ていることからアルケミラモリスと一緒に育てることができます。
〜樹木〜
11. 「ルスティフィナ」1年で30〜50cm成長
まだ日本では比較的新しい品種のルスティフィナは、その大きくて細長い葉が特徴。夏になると真っ赤な実をつけ、秋には葉が黄色から赤色へと美しく紅葉するため観賞用におすすめです。また乾燥、寒さに強いためそれほど手がかからない品種でもあります。
比較的サイズの小さなものから、存在感たっぷりのものまで、どれも成長速度が早いため庭を早く作りたい！という時におすすめです。また、小さなお庭でもできるガーデニングの裏技もぜひご覧ください。
プレビュー画像：© flickr/Peter Thomas
