ヘルスケア
喉のイガイガや咳を和らげる|パイナップルのすごい酵素
風邪をひいた時の症状の一つとして現れるのが、喉のイガイガやそれに伴う咳です。また、そろそろ本格的になる花粉症シーズンですが、花粉症で喉の痛みやかゆみと言った症状に悩まさている人もいるのでは。
このような喉の不快感や咳を治したい時に、おすすめなのがパイナップルです。のど飴やハチミツ大根といった定番ケアももちろん有効ですが、この記事ではパイナップルが持つ酵素の驚くべき作用や期待できる効果ついてご紹介します。
喉の不快な症状にパイナップルがいい理由
・パイナップルの持つ酵素「ブロメライン」
パイナップルを食べた時、ピリっとすることがありますよね。中にはそれが苦手な人もいるかもしれません。このピリっとする原因は、パイナップルに含まれるブロメラインと呼ばれる酵素の働きによるもの。
咳の出始めは、パイナップルで対処。抗炎症やバクテリアを消滅させる効果を持つ酵素であるプロメラインが入っているよ。食べた時に口の中でちりちりするのは、タンパク質分解酵素が含まれているからで、これが喉についたウィルスを剥がしてくれる。 pic.twitter.com/UMCawyNZjl
— ヒィロ☺︎キレイのサポート 小顔&痩身『Lily』エステティシャン (@neu_hixro) November 18, 2015
このブロメラインという酵素はタンパク質分解酵素として知られていますが、抗炎症作用も持っています。そのため、喉の痛みや咳、炎症によって腫れた気管支の腫れを軽減する効果を期待することができます。
旬のパイナップルには薬膳的には
— CoCo美漢方 田中 友也 『ツボ押し養生』重版出来! (@mococo321) June 17, 2021
①体の余分な熱や水分を出す
②体の元気と潤いを補う
③胃腸を補い、消化を助ける
などの働きがあります。
夏場の便秘、痰多い、消化不良、食積の下痢、むくみ、咳、痰多い、喘息、熱中症の予防などにおすすめです!
缶詰もありますが、出来れば生の物にしましょう! pic.twitter.com/tqrNdW8Q7R
さらに、咳だけでなく痰がひどい時にもパイナップルはおすすめ。というのも、ブロメラインは、タンパク分解酵素でもあることから痰を分解し、排出しやすくしてくれます。
パイナップルは前に気管支炎になった時にとてもお世話になって、それからしょっちゅう食べてる大好きな果物。咳と喉の痛みを和らげてくれる。今日もおいしい🍍 pic.twitter.com/kJkw0Eq0VW
— あいこ (@k__himawari) April 16, 2020
そのため、喉がイガイガして辛い時、パイナップルを口にすることでその症状の緩和につなげることができます。さらに嬉しいことに、パイナップルによる鎮静作用には即効性があることから、すぐなんとかしたい!という時におすすめです。
どんなクスリ飲んで3日間咳が止まらなかったのに。パイナップル食べたら一撃で静かに。
— JIINO (@JIINO_JIINO) November 7, 2018
冬にはかかせないフルーツ。 pic.twitter.com/BWsaqXYvCN
パイナップルなら副作用への心配もなく、咳止め薬や花粉症の薬よりも体に優しい天然の治療食として利用することができます。
では、パイナップルをどのように摂取すると効果的なのでしょうか。
パイナップルの効果的な摂取方法
パイナップルの持つ酵素ブロメラインは、生のパイナップルの果実に含まれています。60度以上の加熱で壊れてしまうので、生のままデザートなどとして食べるのが効果的です。
クリスマスに親子共々風邪をひいたので、野菜の雑炊やパイナップルをたくさん食べてる。生のパイナップルは市販の薬より5倍も咳止めの効果があるらしいので、大いに期待を込めて🍍頼むぞトゲトゲくん🍍🍍🍍 pic.twitter.com/NOJfkiD97I
— ミナート (@sirakabamina) December 26, 2021
そのため、濃縮還元タイプのジュースなどでは効果を期待することはできません。
ジュースで利用したい場合は、生のパイナップルをブレンダーでジュースにするか、加熱していないストレートタイプを利用するようにしてください。
咳にパイナップルジュースが効く。と言う記事を読んだが一般に流通しているジュースはほとんどが濃縮還元なのであんまり効かなそう。てワケで生パイナップルジュースのみに来た。 pic.twitter.com/y3AfF3g3uW
— ←Drunk Tower (@magickobayashi) December 3, 2014
生パイナップルを手に入れるのが難しい場合、冷凍パイナップルもおすすめです。ブロメラインの働きは冷凍されると一度停止しますが、その後自然解凍されることで活性がよみがえります。生のものが手に入りにくい時や、反対に生のパイナップルが余ってしまう時は、冷凍パイナップルの利用がよさそうですね。
また、生のパイナップルは食べすぎると、果糖が多く糖分の取りすぎになってしまいます。食べ過ぎないように気をつけてください。
パイナップルのその他の健康効果
パイナップルには、ブロメラインだけなくその他にも体に嬉しい栄養素が多く含まれています。
- ビタミンC:ビタミンCは風邪のウィルスを退治する免疫細胞を増やしてくれます。
- マグネシウム:マグネシウムは、カルシウムの吸収、炭水化物や脂肪の代謝を促して、神経の機能を高めながらストレスを抑制する働きを持っています。片頭痛持ちという人は、マグネシウム不足なことも多いと言われています。
- 食物繊維:食物繊維が豊富なため、便秘を予防、改善してくれます。
- カリウム:体内の余分な水分を体外に排出し、むくみを解消する効果があります。
- βカロテン:βカロテンからつくられるビタミンAの抗酸化作用は、アンチエイジングに効果的。肌を美しく健やかに保つ働きをしてくれます。
【パイナップル/菠蘿】
— 櫻井 大典 (@PandaKanpo) June 27, 2017
平性~微寒性
【働き】
余分な熱をとり、便通を良くして、胃腸を元気にし、食欲を増進する。消化不良や食べ過ぎによる下痢などを改善する。むくみをとり尿を排出する。痰の多い咳や喘息を改善する。熱射病や暑気あたりの予防にもよい。 pic.twitter.com/DEJZ2qGDz8
風邪や花粉症で起こる喉のイガイガからくる咳や痰。天然のおいしい薬になってくれるパイナップルが役立ちそうです。
プレビュー画像:©︎Twitter/mococo321
出典: 食材時点.com, ふるさと納税DISCVOERY,
