DIY
このカップルと1歳の娘はバスに住んでいる。でもバスの中のデザインを見て言葉を失った。
旅行が大好きなベルギー人カップルのティムとバルは、ホステルを経営したいという夢と旅への情熱を両立させる計画を立てていました。ホステルを経営すれば、そう簡単に旅行に出かけることもできなくなるはず。でもいつまでも2人で旅も続けたい…そんな2人が出した答えは「移動するホステルを作れば良い」というものでした。
YouTube/Chris Eyre-Walker Photography
クラウドファウンディングで資金を集め、下の写真の黄色いバスを購入します。映画にもよく出てくるアメリカの黄色いスクールバスをベルギーまで輸送。モデルにもよりますが、全長13.5m、幅2.5m、定員90名というものもあります。
バスを手に入れるところから内装工事まで2年間かかったというティムとバル。内装は木材をふんだんに使って、娘も最大6人までの宿泊客もみんなが心地良く過ごせる空間に改造してあります。
YouTube/Chris Eyre-Walker Photography
運転手席のすぐ後ろには2つのテーブルが設置してあり、天井に付けたテーブル板と合わせれば大きなダイニングテーブルになります。このテーブルは折りたたんで簡易ベッドにもなるので、予定外の乗客にも対応可能です。椅子の下や床のあちこちには収納スペースがあり、食品や飲み物をたっぷり積むことができます。
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ダイニングルームはキッチンに続いていて、使いやすそうなコンロと…
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明るいシンクが付いています。棚の上のスパイス類は転げ落ちないように、ゴムバンドで留めてあります。
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キッチンの奥は乗客の寝室になっています。
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寝室に続くのはロッカールームと…
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シャワールーム。
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トイレだってこの通り。
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バスの中にはさらに乾燥機付き洗濯機が設置されていて、その奥はティムとバルの寝室になっています。
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景色の良い場所でバスを停めれば、屋根の上のテラスで気持ちの良い風に当たりながらのコーヒータイム。
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一箇所に止まることなく、移動を続けるノマドバスでティムとバルはヨーロッパ中を旅しています。旅先の絶景はもちろん、この一風変わったホステルに止まること自体を目的にしても楽しいでしょうね。
YouTube/Chris Eyre-Walker Photography
こちらの動画で、ティムとバルの旅の様子をご覧いただけます。
豊かな発想力と抜群の行動力で旅への情熱と夢の仕事を見事両立させたティムとバル。旅先で出会う人々からインスピレーションを受けつつ、豊かな人生を送ることでしょう。
