Lifehacks
冷凍庫にジップロックに入った本を見つけたので不審に思い取り出したら妻にこっぴどく叱られた その理由に自分の行為を深く反省した
1日の疲れを癒してくれ、気持ちをほっとさせてくれるお風呂の時間は私たち日本人にとって日常の中の大切な時間です。忙しい時はシャワーで済ましてしまうこともありますが、休みの前や休日には長風呂を決め込み、お気に入りの本や漫画などを持ち込んでたっぷりと時間をとって心身をリラックスさせたいもの。
そんな時、ふと気が緩んだ瞬間に湯船に本が落下した、なんてことありませんか?気付いた時には時すでに遅し、しっかり水を吸い取りワカメ状になっていく本。乾くとさらに乾燥した昆布のようにゴワゴワ波打ってしまいます。
そんな時、本を元の状態に限りなく近づける方法があるのです。それがこちら。
①お風呂に落とした本
②ジップロックの封をしないで冷凍庫へ
③丸一日凍らしてカチコチに
④重石に挟み解凍したら大復活!読める、読めるぞ!
教えてもらってありがとうございました!!#死に戻り pic.twitter.com/JRqnfo8yIK
— ディーズ (@Deeeeese7) April 5, 2020
水没した本をジップロックに入れ、封をしないまま24時間冷凍庫へ、そして重石を乗せて解凍すると元に戻るのだそう。
ツイ主のディーズさん(@Deeeeese7)によると、この方法だと解凍してから本がバサバサになることなく、しっとりとしページがちゃんとめくれるようになるそう。また、100%元の状態とまではいきませんが、かなり綺麗になるとのこと。この投稿を見た人たちから、すでに現時点で10万を超える「いいね!」が寄せられています。
この濡れた本を冷凍し元に戻す方法は、凍らせた物体を真空状態に置き、 水分を一気に気化させて乾かす「フリーズドライ」の技術に似せたもの。
冷凍庫内は温度が低いため、水分が凝縮・凝固して霜となり、庫内は乾燥します。湿度が低い状態では、水分の蒸発量が増えるため、濡れた本の水分が蒸発して抜け、本が水分で波打たつことなく元通りになるという仕組みです。
このフリーズドライを利用した方法は、専門業者によって震災や洪水などの災害で汚れてしまった水損資料を救済するための手段として採用されています。本の汚れを水で洗い流し、濡れた状態の本を専用の真空冷凍用機械で元の状態に戻しているとのこと。
現代ではスマホやタブレットなどで本が読める時代になりましたが、本が好きな人にとっては、一頁一頁をめくりながら読むのもその楽しみの一つと言います。
大切な本や漫画が水没してしまったとき、諦めずにこの方法をぜひ試してみてください。
