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節約でしかも美味しい。予熱なしでもオーブン料理はできる!
よくレシピには、調理の前にオーブンを「◯◯℃で予熱」と書かれています。でも、予熱している間のエネルギーがもったいないと感じたことはありませんか?
実は種類によっては、予熱なしでもオーブン料理はできるのです。予熱なしの方がうまくできる料理もあります。しかも、調理時間の短縮と省エネにもつながります。この記事を参考に、予熱なしのオーブン料理、ぜひ試してみてください。
そもそも、なぜオーブンを予熱しなければならないの?
レシピには料理や焼き菓子をオーブンに入れておく時間が分刻みで記載されています。レシピを正確にご家庭で再現するためには、オーブンの温度が適切であることが重要なのです。そのため、予熱してオーブンの温度を上げておく必要があるのです。
予熱中。。。 pic.twitter.com/3eDv1A4Nfr
— あかねこ\( ¨̮ )/(ベラハンター) (@aka23fish) February 13, 2020
どれくらいエネルギーを節約できる?
オーブンの予熱をしなければ、最大で20%のエネルギーを節約できます。デメリットは、調理ができたかどうかを頻繁に確認しなければならないことです。
また、それぞれの料理に合った調理器具を使うことも省エネのためには重要です。たとえば、ローストビーフはコンロでも問題なく調理できます。しかも、コンロで調理すれば、オーブンでの調理に比べて消費エネルギーは4分の1程度に節約できるんです。
予熱が必要なのはどんな料理?
ただし、絶対に予熱したオーブンに入れた方がいい場合があります。たとえば、フワフワの焼き菓子、ビスケット、スフレ、シュー生地などです。
ピザなど高温でさっと焼く生地も予熱が必要です。オーブンの予熱中は庫内を空にしておきましょう。天板を入れておくと余分なエネルギーを消費してしまいます。
予熱なしで調理できるのは?
どっしりみっちりとしたケーキ、パン、キャセロールなどは、予熱せずにオーブンに入れても(コールドスタートと呼ばれています)問題ありません。特にイースト発酵させるパンの場合は、低温からじわじわと熱を加えることでしっかりと窯伸びし、ふっくらとした生地に仕上がります。予熱しない場合は二次発酵を少し短めにとるのがポイントです。
特に山形食パンは窯伸びしやすいのでコールドスタートがおすすめです。サワー種をつかったライ麦パンやカンパーニュなどもコールドスタートで美味しく焼けます。ドライ天然酵母を使って予熱なし、二次発酵もかなり少なめで焼いたパンもこんなにふっくら↓。
フライパンの料理でも「コールドスタート」が美味しいと注目されています。予熱なしでのオーブン料理、ぜひ試してみてくださいね。
プレビュー画像: @Media Partisans