OKサインは「白人至上主義」のシンボルとして使われ始めている。その理由に唖然

親指と人差し指で丸を作って、残りの3本の指を立てる仕草は、「オッケー」のサインとしておなじみですよね。芸能人が多用したことで、お茶の間にもさらに浸透しました。

しかしこのハンドサイン、近年になって、別の意味が付随されるようになってきたことをご存知でしょうか?

反差別を掲げるユダヤ系団体・名誉毀損防止連盟(ADL)はこの度、極右や白人至上主義者が使う画像やスローガン、シンボルが登録されているデータベース「ヘイト・オン・ディスプレイ」に、親指と人差し指で丸を作るOKのサインを、「ヘイト(憎悪)のシンボル」として追加しました。

このOKサイン、「白人至上主義」のシンボルとしての意味合いがあるのです。

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なぜこんなことになったのでしょうか?もともとの始まりは、インターネット掲示板「4Chan」でオルタナ右翼たちが悪ノリで始めたキャンペーンでした。2017年、オルタナ右翼たちは、ドナルド・トランプ大統領などもよく演説で使うこの「OKサイン」が「ホワイト・パワー」を意味する「WP」に見えることから、「これは仲間の白人至上主義者を見つけるサインである」という架空の情報を拡散したのです。

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その嘘の情報はすぐに広まり、ついにはこのOKサイン、白人至上主義への支持を表明するジェスチャーとして使用され始めます。今年3月、51人もの尊い命が無残にも奪われたニュージーランドのクライストチャーチでのモスク銃乱射事件。犯人のブレントン・タラント被告は極右の白人至上主義者ですが、彼は初めて出廷した際、笑顔でOKサインをしてみせました。

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この「OKサイン」の例のように、過激主義者たちは、新しいシンボルやスローガンをでっち上げる機会をうかがっています。自分たちの思想を広げ、怒りや憎しみの感情を表現しているのです。

本来のOKサインにはそんな意味合いはなかっただけに、このような後付けのネガティブな意味合いが付随してしまうのは残念です。SNSなどで世界中に画像をシェアできる今、OKサインがネガティブな意味も与えうるということを知っておいた方が良いですね。ぜひシェアしてください!

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