Lifehacks
大雨時に役立つ|水のうを使ったトイレの逆流や床上浸水を抑える方法
九州や中国地方で浸水被害や崖崩れなどの被害をもたらした大型の台風14号。今後も各地で警戒が呼びかけられています。
【台風情報】山陰沖の日本海を進んでいた台風14号(ナンマドル)は、19日(月)16時半頃に島根県出雲市付近に再び上陸しました。https://t.co/EWZGZVBviA pic.twitter.com/EJJB4K8W3X
— ウェザーニュース (@wni_jp) September 19, 2022
そこで、今回は水害を想定した防災対策ご紹介します。数年前の大雨時に床上浸水の被害に遭った際、大雨による床上浸水による被害を水のうを使って最小限に食い止めたというTwitterユーザーふりかけchannelさん(@hurikakechannel)の対策をご覧ください。
【家に水が入ってきている方々へ】
【じわじわ床上浸水している方々へ】
水のうが効果的です。ゴミ袋に水いっぱい溜めて二重にして玄関近くの床に敷き詰めます。トイレお風呂洗濯機キッチンの排水口にも同じように水のうを置きます。
これで外からの浸水と逆流がかなり防げます。
(2年前経験者より) pic.twitter.com/FJLr1tDOU5— ふりかけchannel (@hurikakechannel) July 4, 2020
当時、マンション1階に住んでいたふりかけchannelさんはキッチンのシンク下の棚から水が漏れ出したことに気がついたそう。
【追記】床上浸水に気づいたのはキッチンの下から水が出てきた時でした。タオルで吸わせてキッチンに流しても水が入ってくる方が早いので根本の解決になりません。水のう作りは時間がかかるのでその間水がどんどん入って怖いし焦るけれど結果的に近道でした。一人でも多く被害が少なくなりますように。 pic.twitter.com/eUbcCNsj8z
— ふりかけ/YouTube (@hurikakechannel) July 5, 2020
当初タオルで水を押さえたそうですが全く効果がなく、急いでネットで調べた水のうを作って床に敷き詰めたそうです。このおかげで、大きな浸水被害をうけることなく済んだとのこと。
ふりかけchannelさんが紹介している対策は、二重にした45リットルのゴミ袋に水をいっぱいに溜めて作った水のうを玄関付近の床に敷き詰め、また下水などの逆流を防ぐためトイレ、浴室、洗濯機、キッチンの排水溝にも置くというもの。(水のうは、洗面台やキッチンシンク、または風呂桶などを使って作るとビニール袋に入った水が安定し作りやすいそうです)
— VOX (@vox_4105) July 5, 2020
大雨時は、急激な水位の上昇により下水管が満水の状態になりやすく、トイレや風呂場、洗濯機の排水溝などから水が逆流してくることがあります。その際に水のうを作り排水溝に蓋をしておけば、逆流を抑えることにつながります。大雨時にトイレからゴポゴポ音がするような場合は、逆流の可能性があるので注意をするようにしてください。
また家の構造上、水場が2階にあるという方にはこのような情報も提供されています。
水道設備業の夫が言っていたのですが、2階にキッチン風呂洗面所のあるご家庭の場合、2階のどこか1ヶ所は水のうをせず空気の逃げ道を作った方が良い、とのことです。以前友人が全ての排水溝に水のうを置いたところ、1階の天井から水漏れしてしまったことがあります。全て塞ぐと排水管に圧がかかり→
— つれづれぱんだ (@trzr_panda) July 7, 2020
接続の弱いところから汚水が漏れてきてしまうそうです。
— つれづれぱんだ (@trzr_panda) July 7, 2020
2階にトイレしかない、というご家庭の場合は、その2階のトイレには水のうをしない方がいいそうです。
大雨時の浸水被害を最小限に抑える効果のある水のう。簡単に作ることができ、中身が水なので隙間を埋めやすく土のうを準備するよりも便利です。
大雨特別警報のため、
本日うぐいす茶屋はお休みさせて頂きます。皆様もお気を付けください!☔
おうちに浸水してきた場合は
水のうが効果的だそうです何かあってからでは遅いので、避難所への避難は早めにされて下さいね! pic.twitter.com/kGV3RkxAuV
— うぐいす茶屋 (@uguisu_chaya) July 7, 2020
しかし、水のうはあくまで大雨時でも避難する必要がなく、自宅への浸水被害を抑える場合などに効果のある方法。
被害が大きくなりそうな場合は、まず家を離れ安全な場所へ避難をすることが最優先です。ニュースなどで、常に最新の情報を確認し災害などに警戒をするようにしてください。
<関東は通勤時間帯に雨風強まるおそれ>
— ウェザーニュース (@wni_jp) September 19, 2022
台風の接近に伴い、都心を含む関東南部では三連休明けの明日早朝から昼頃にかけて雨風が強まる予想です。
通勤通学時間帯の交通機関にも影響するおそれがあるので、気象情報に加えて最新の交通情報を確認するようにしてください。https://t.co/wEIaa3iKvG pic.twitter.com/Nwps60azB1
最後に、この台風により被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。また、東日本の方々は引き続き台風による強い雨風にお気をつけください。
プレビュー画像:©︎Twitter/hurikakechannel, ©︎Twitter/vox_4105


