大雪で車ごと動けなくなった時のために気をつけて欲しいこと

新潟県内の関越自動車道で大雪の影響で長時間に渡り、多くの車が立ち往生したという出来事は、その雪の脅威を改めて私たちに知らしめました。 上下線ともに最長で15kmにも及んだ車の立ち往生。

SNSでは支援を待つドライバーのリアルな状況が投稿され、それはまさに息を呑む光景でした。

大雪により車内に留まる事を余儀なくされたドライバーたち。水や食料、そして燃料の確保はもちろんの事、いざという時普段から私たちはどのように緊急事態に備えたらいいのでしょうか。

大雪の時、立ち往生をした際に車内に留まることで考えらえる危険は、「一酸化炭素中毒」「エコノミークラス症候群」

<一酸化炭素中毒>

大雪で立ち往生をし、車の周りに雪が積もってしまうと、排気ガスが行き場を失い、車内に侵入してまう可能性があり、それが原因で一酸化炭素中毒を引き起こすというリスクがあるのです。最悪の場合、死に到ることも。2018年、福井市でエンジンがかかったまま雪に埋もれた車から50代の男性が一酸化炭素中毒のため死亡したという痛ましいケースも起こっています。

このような危険を防ぐためにも、可能なら排気ガスの逆流を防ぐためにエンジンは切る事、また寒さのためにエンジンをかけたままにする場合は換気をする事、そしてこまめにマフラーの周りを除雪するようにしてください。

水や食料、簡易トイレといった緊急時の備えに加え、除雪作業用にスコップや防寒具、手袋やカイロなども車に準備しておくようにします。

<エコノミークラス症候群>
長時間にわたって車内に座ったままの場合に懸念されるのが、静脈に血のかたまりができる「エコノミークラス症候群」。このかたまりが血流に流れて肺につまると、生命に危険が及ぶリスクがあるのです。

適度な運動をすることが防止につながりますが、大雪の時にむやみに外に出ることも危険です。その場合は、足をなるべく高い位置に保つこと、そしてストレッチをして足を動かすようにします。また、こまめな水分補給も忘れずにするようにしてください。

この他にも、燃料は十分に入れておくことや、牽引ロープやタイヤチェーンなど、車を移動させたり、その後安全に走行するためのアイテム、そして燃料節約のためにエンジンを止めて暖房がストップしたとしても、体を冷やさないようにするため毛布や厚手の上着を余分に準備しておくといいでしょう。

SNS上でも実際に雪の多い地域で暮らしている方々よりたくさんのアドバイスが見られます。

大雪が予想される時に外出は控えるべきですが、止むを得ない状況で出かける場合は、しっかりと命を守るための準備をするようにしていきたいですね。もしもの時に自分だけでなく、きっと同じ状況で困った人を助けることにもつながるはずです。


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