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オレンジの皮を捨てない11の理由

オレンジやみかんは栄養たっぷりで美容や健康維持には欠かせないフルーツですよね。爽やかな香りと甘酸っぱい果肉がおいしく、数あるフルーツの中でも定番です。

でも意外と知られていないのが、じつはオレンジの恵みを最大限に活かすなら皮を捨ててはいけないということです。オレンジなどの柑橘類の皮に含まれる成分リモネンこそ、リラックス効果、覚醒効果、ガン予防、ダイエット、育毛、食欲増進など様々な健康効果を秘める素晴らしい成分なのです。オレンジピールを美味しく、おしゃれに活用するアイデアを11個集めてみました。

1. オレンジピールの砂糖漬け

紅茶と一緒にそのまま食べても、チョコレートがけにしておしゃれなスイーツにしても美味しいオレンジピールの砂糖漬けは家でも簡単に作ることができます。無農薬のオレンジの皮を幅5〜6mmに細く切り、沸騰させたお湯で15分煮ます。鍋に砂糖と同量の水を入れて煮立たせ、砂糖を溶かしたら水気を切ったオレンジピールを加えて弱火にし、45分煮ます。

天板にクッキングペーパーを敷き、ピールと砂糖をのせてよく和え、アルミホイルの上にピールをのせて1〜2日間乾かせば完成！

2. クリスマスデコレーション

クリスマスなどのデコレーションに人気なのがオレンジやナッツなどの自然素材を使った飾り。ナチュラルで優しい色合いがほっとさせてくれます。

作り方は簡単。薄切りにしたオレンジを80℃に熱したオーブンで1時間ほど加熱して水分を飛ばします。さらに1〜2日間乾燥させれば、おしゃれなツリーデコレーションのできあがりです。

オレンジの皮はクッキー型で切り抜き乾燥させてつなげれば、ガーランドにもなります。

3. 油汚れ落としに

ミカンやオレンジの皮に含まれる香りの成分「リモネン」は、油分を溶かす働きがあります。皮を擦り付けるだけで、ガスコンロの油汚れ、食器棚や冷蔵庫のベタベタもスッキリ取れるはず。電子レンジに入れて500wで2分加熱すれば、電子レンジ内の油汚れをさっと拭き取ることができます。

4. サラダオイルに

1リットルの上質のオリーブオイルにオレンジ6個分の皮、つぶ胡椒2粒または唐辛子1本を加えて3週間漬け込みます。オイルにオレンジの爽やかな香りが移り、食欲を増進してくれるオイルドレッシングのベースができました。お好みで塩やしょうゆを少々加え、味を加えて野菜と和えてできあがり！

5. フレッシュナー

オレンジの皮にクローブを刺して窓辺や暖房器具の近くに吊るしておくと、部屋中に爽やかなアロマがほのかに香ります。ヨーロッパでは冬場によく飾ざれるオーナメントです。

6. キャンドル

オレンジ色の優しい光がリラックス効果抜群のオレンジキャンドル。オレンジの中身をくり抜いてオイルと精油を垂らすだけで作ることができます。詳しい作り方はこちらから。

7. 消化促進オレンジピールティー

13世紀にはすでに、スペイン南部や北アフリカではオレンジの皮は風邪の症状を緩和するとして知られていました。また中国では、陳皮として知られ、胃腸機能を整え、咳や痰を緩和するとしてお茶として飲まれてきました。1杯分のお茶には、オレンジピールと紅茶の茶葉を一緒に入れて3分ほど抽出すれば出来上がりです。

8. ナチュラルな柔軟剤として

化学物質過敏症の人や、肌の弱い人は特に市販の柔軟剤を使った衣類を着るとアレルギー症状が出るなど、柔軟剤を使わない人が増えています。柔軟剤をオレンジの皮と酢のナチュラルな材料に切り替えてみましょう。白ワインビネガーにオレンジの皮を浸します。この酢を柔軟剤代わりに使うのです。酢が衣類を柔らかく仕上げて静電気を抑え、オレンジの皮で爽やかな香りに仕上がります。

9. オレンジソルト

オレンジのなる温暖な海沿いの香りを感じさせてくれるのがこのオレンジソルト。オレンジの皮は干して砕き、海塩と混ぜるだけ。白味魚や、鳥のローストにぴったりです。

10. 野生の鳥の餌台に

オレンジの皮は野生の小鳥たちのためのバードフィーダー（餌台）にもなります。庭先にぶら下げておけば、殺風景になった冬の庭が冬の野鳥たちの間で大人気の餌場に変身します。

11. ストレス緩和に

オレンジの香りに含まれる成分は、精神的なストレス、不安や気分の落ち込みを緩和させる作用があります。仕事や勉強の合間にオレンジピールのお茶を飲むとリフレッシュにつながります。寝る前に飲めば、不安を取り除き安眠を促します。オレンジピールの精油をディフューザーなどで室内に拡散させても気持ちが前向きに明るくなりそうですね。

太陽の恵みをたっぷり閉じ込めたオレンジピール。おいしい季節にたっぷり活用したいですね！

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