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その他の豆知識

折りたたみ式踏み台で気をつけたいこと

持ち運びもでき、折りたためることから収納時のスペースも取らない便利な折りたたみ式踏み台。特にキッチンの棚や冷蔵庫の上段にあるものを取り出す時にとても便利ですよね。

このように身近な存在である折りたたみ式の踏み台ですが、実はある危険についての注意喚起がされています。

折りたたみ式踏み台による事故

折りたたみ式踏み台に関して注意喚起がされているのは、小さな子供の指挟み。消費者庁は、公式ツイッターにて「つかまり立ちをしていた乳幼児が、折りたたみ式踏み台の隙間に指先を挟み切断する事故が起きています」と注意を呼びかけています。

消費者庁によると、折りたたみ式踏み台は、折りたたんだり、広げたりする際に天板や足部分、ヒンジの隙間の大きさが変化することから、小さな子供が誤って指を挟む恐れがあるそうです。

折り畳み式踏み台で小さな子供が指を挟んでしまう危険について紹介している写真です。
©︎Twitter/caa_kodomo

また、小さな子供でも簡単に折りたたみができることから、天板を持ち上げた時や、つかまり立ちをしながら前に押している時など、何かの拍子で踏み台が折りたたまれ、指を挟んでしまったり、指が入り込んだ状態で再度踏み台が広がり、指に大ケガを負ってしまうという危険が考えられるとのこと。折りたたみ式踏み台の隙間には、6ヶ月の乳児から6歳の子供の手指の太さなら簡単に挟まってしまうそうです。

消費者庁は事故防止のため、折りたたみ式踏み台は、乳幼児など小さな子供が触れる場所に置かないこと、また子供がいる場合は折りたたみ式でない踏み台にすることを呼びかけています。

国民生活センターでも、同様に事故への注意喚起を動画を利用して具体的な事故の事例とともに紹介をしています。

ネットの反応

この注意喚起は、小さな子供を持つ多くの人が「便利だから使っていた。でも考え直さないと」など、改めて折りたたみ式踏み台の利用方法について考えるきっかけとなっているようです。

冷蔵庫と壁の間や、棚と壁の間にスッと入り、場所を取らないことから便利な折りたたみ式踏み台。つかまり立ちなど、歩き出した小さな子供は、何にでも興味津々。特に母親や父親など、身近な大人が日頃から使っているものには、特別関心を寄せることが多いです。小さな子供がいるという場合は、折りたたみ式踏み台の使用時の環境に気をつけるようにしていきたいですね。

プレビュー画像:©︎Facebook/医療法人社団茉悠乃会 船橋ゆーかりクリニック
出典:©︎Twitter@caa_kodomo