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DIY

夫婦は36個の木箱を組み合わせて 目を見張るオシャレな壁デコを作る

本好きさんにとって本棚は個性の象徴!こだわりの本棚にお気に入りの本を並べて、ゆっくりと好きな本に浸る…考えただけでも幸せですね。電子辞書では味わえない醍醐味です。

pixabay/janeb13

オーストラリア人のカップル、ジェスとシンクレアも本棚にはこだわりがあります。建築・リフォーム会社を経営する2人は、ただ本を収納するだけではなく、ディスプレイとしても美しい本棚を考え出しました。

2人はリフォームのプロですが、この本棚のアイデアはDIYに慣れた人なら無理なく挑戦できそうです。2人は作り方もわかりやすく公開しています。ご覧ください!

まず、3つのサイズの箱を作ります。サイズを揃えて切った板にドリルで穴を開けます。そして、ねじで板をとめて、36個の箱を作ります。

2人は、箱を壁に直接並べて取り付けるのではなく、箱の位置をマークしたボードを壁に取り付けることにしました。

まず壁と同じ色を塗ったMDFボードを床に置き、36個の箱をあらかじめデザインしたパターンで配置。ボードと箱にドリル穴をあけて、箱の位置のマークをつけます。

こうすれば、ボードにはあらかじめマーク穴があいているので、箱を壁に取り付けるのは簡単です。また、最初から壁に垂直に取り付けるのではなく、床に並べることで、箱をきれいに配置し、必要に応じて位置を修正したりするのも簡単というわけ。

MDFボードにはコンセントや電気のスイッチ用の穴がつけられています。

すべての箱が正しく取り付けられました。まるで雪の結晶のようですね。

もちろん、本棚は本が入って完成です。カラフルな本が入ると壁に花が咲いたよう!

ジェスとシンクレアは自分たちの本の収納のためだけに本棚を作りたかったわけではありません。本好きさんなら誰もが「子どもには本好きに育ってほしい!」と願うもの。2人も、家族で本を楽しみたいという願いを込めて、この本棚を作ったそうです。こんな素敵な本棚なら、子どもたちも楽しんで自分の本を選んでくれそう。

今はペーパーレス化が進み、電子書籍もかなり普及してきました。小さなタブレットに何百冊もの本が収納できるのは確かに実用的。でも紙には紙の良さがあります。重量感、色、手触り、匂いや音など、五感を使って本を読む醍醐味は紙にしかありません。本棚のデザインを楽しめるのもその魅力の一つですね。

壁一面の本棚も憧れますが、圧迫感がなく、デザインとしても美しいこんな特別な本棚が部屋にあったら、家にいる時間が楽しくなりそう。DIYできる方はぜひ真似してみてはいかがでしょうか。もちろん、市販の箱を使って作ることもできます。

プレビュー画像:©︎Facebook/Jess & Sinclair