DIY
むさ苦しい部屋と心地良い部屋の違いを決定づける8つのポイント
室内で過ごす時間が増えるこれからの季節、週末はベッドやソファの上で足を伸ばしながら、じっくり本でも読みたい気分になってきますよね。心地良くリラックスできる空間は、一歩間違うと見苦しくむさ苦しい部屋になりがち。雑多で落ち着きのない印象を与える部屋では、リラックスするどころか気が滅入ってきてしまいます。
今回は、いつまでもそこにいたくなるような心地良いインテリア作りのポイント8つをまとめてみました。どれも意外とすぐに取りかかることができるものばかりです。ではご覧ください!
1. 不要な物を片付ける
まずは衣替えも兼ねて、クローゼットの中の不要な衣類や靴を一掃します。何シーズンも着ていないワンピースやブラウスは思い切ってチャリティショップに出してしまいましょう。クローゼットにスペースを作ることで、室内の不要物をスッキリしまうことができます。
2. 島を作る
部屋に置くものはなんでも、まとめて配置した方が全体の心地良さが変わります。例えば長ソファの上に均等にクッションを配置するよりも、端っこの方にまとめて固めておいたほうが見た目にも心地良く、すっきりとした印象に。
3. 柔らかいカーペット
毛足の長いカーペットは、部屋全体を柔らかく暖かい雰囲気にしてくれます。室内で腰を下ろせるスペースが広がるだけでなく冬場のフローリングのひんやり感や足元に感じる冷気も消してくれるので、暖房代の節約にもつながります。設置する際は、ソファやテーブルなどと近づけ過ぎないのがポイントです。
4. 幅広の写真フレーム
家族写真でも絵画でも、額縁やフレームは大きいものに替えてみましょう。写真や絵画の周りの余白が、空間に落ち着いた雰囲気をもたらしてくれるのです。
5. クッション
居心地の良い空間にはクッションは欠かせません。色は統一しない方が圧迫感も出ず飽きのこない演出に、柄物のクッションを1個か2個入れるとおしゃれ度が上がります。クッションの色味は部屋全体の色味とマッチする物を選びましょう。
6. 暖色系で統一する
気分が明るくなる色、気持ちが落ち着く色、上品で気品高い色、集中力の上がる色など、色は気持ちに大きな影響を与えます。色彩心理学では、心地よくリラックスした空間づくりには、白、緑、ベージュそして茶色が良いとされています。
暖色系の配色にしたいときは、白い色は気持ちを明るくし、落ち着かせてくれる色ですが、アイボリー、黄色やベージュ、緑などが薄く混じった柔らかい色味を選びましょう。真っ白なピュアホワイトは、冷たく人を寄せ付けません。
茶色やベージュは木々や暖かい部屋を連想させる色で、緑色は自然や調和といった印象をもたらしてくれます。
7. 魔法の数字
3は調和を表す数字で、インテリアにおいては多すぎず少なすぎない、バランスのとれた印象をくれる「魔法の数字」と呼ばれています。
装飾品、写真や絵画、クッションなどは3つでバランスをとりましょう。また部屋全体の色使いも3色以内に抑えるようにしましょう。
8. 複数の間接照明
天井灯はつけず、複数の間接照明を灯すと室内は一気にリラックス空間に変身します。フロアランプやテーブルランプが空間を区切り、それぞれの周囲に奥行きを与えてくれるのです。煌々と照らされた室内にいるよりも、ずっと気持ちが落ち着きます。
8つのインテリアのコツを取り入れれば、忙しい外の世界と隔絶した静かで穏やかな時間を楽しめるはずです。ぜひ試してみてください!
