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キッチン

おいしさの決め手|親子丼をフワフワに仕上げるコツ

定食屋、社食、また家庭でも定番の親子丼。出汁がきいて優しい甘味がする親子丼は、疲れた時に食べるとじんわりと沁みるようなおいしさにほっとしますよね。

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おいしい親子丼には、出汁や醤油などの「つゆ」の味わいも大切ですが、おいしさを格別なものにしてくれるが、卵の絶妙なフワフワ感です。

そこで今回は、卵をふわっと仕上げるコツをご紹介。お店で出てくるような親子丼が家でも簡単に作れるようになります。

親子丼の卵をフワフワに仕上げるコツ

卵は均一に混ぜない

たまごを混ぜる時、つい白身と黄身をしっかりと溶きほぐしてしまいがちです。しかし、卵を混ぜすぎると、コシがなくなり卵が固まる力が弱まってしまうため、ふんわり感が出にくくなってしまいます。

卵を半熟に仕上げたい場合、卵はあえて均一に混ぜず菜箸で卵全体を切るように3〜4回混ぜるようにします。卵の白身と黄身が完全に混ざらない状態で加熱をすると、卵のふわっと感を出すことができます。

卵は2回に分けて流し入れる

卵をフワフワのとろとろに仕上げるもう一つのコツは卵を2回に分けて入れること。こうすることで、卵に火が通り過ぎず、硬くなるのを防ぎます。1回目に入れた卵にはしっかり火が通り、2回目に入れた卵がふわとろとなり、絶妙の食感を生み出してくれます。

また、卵を入れる際は火加減は中火にしておきます。弱火だと卵に火が入る前にだし汁と混ざり合ってしまいます。

卵をふわとろに仕上げるちょっとしたコツ。親子丼だけでなく、カツ丼やオムライス、オムレツなど、卵のとろとろ感を味わいたい料理にも応用できそうですね。

プレビュー画像:©︎flickr/ayumew
出典:kewpie, foodie