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家庭内でも事故は起きる!日常に潜むペットの危険10選
動物はもともと好奇心旺盛。窓、ベランダ、熱いコンロなど、家の中のあちこちにペットにとって危険なものが存在します。事故が起きてしまった後に、こんな危険が日常に潜んでいたなんてと嘆いても時すでに遅し。事故が起こる前に、危険性を排除してペットにとって安全な環境を整えましょう。
日常に普通にある、意外なものがペットにとって命取りになることも。家庭内の危険なポイントをご紹介します。
1. 食べ物
人間にとって健康にいい食品でも、ペットには毒となるものがあります。タマネギ、チョコレート、ブドウなどは、犬や猫にとって有毒な食品です。その他にも、糖分の多いお菓子や辛いもの、スナック菓子やナッツ類など、動物にとって良くない食べ物はたくさんあります。危険性のある食べ物はペットの届く場所に置かないことが最善です。
2. 観葉植物
犬や猫は草食動物ではありませんが、草を食べてしまうこともあります。観葉植物を買う前に、動物にとって安全かどうかを調べてください。ペットにとって有害な植物はできるだけ避けましょう。
3. 首輪
首輪も家の中では危険です。犬や猫は首輪が突起物などにひっかかって窒息することがあります。事故のリスクを減らすためにも、飼い主が不在の間は家の中では首輪を外しておきましょう。
4. マタタビやキャットニップ
ネコはマタタビやキャットニップが大好きです。興奮作用のあるその匂いを嗅ぐと猫はゴロンゴロンと転がり酔っ払ったようになります。ただし、刺激物なので日常的に与えるべきではありません。過剰に飲み込んでしまうと、胃腸障害や吐き気を催すこともあります。特別な日のおやつとして、あるいは新しい寝床などに慣らすために適量を守って使いましょう。
5. 電源コード
電源コードも危険です。好奇心旺盛な動物は周囲の環境を探ろうとして、不思議な細長い紐をかじってしまうことがあります。動物たちは、それが命取りになることを知りません。したがって、ケーブルは隠すか、カバーをして保護する必要があります。
6. 家庭用品
ペットは何でも口に入れてしまいます。針やボタン、タバコ、クリップ、イヤフォンなど飲み込めるようなものを放置してはいけません。内臓を傷つけたり、窒息死につながるおそれがあります。羊毛や糸くずも危険です。特に猫の場合は、胃の中で太いボール状になり、腸閉塞を起こすことがあるので注意が必要です。
7. 水
特に夏はボウルの中のフードや水が腐ってしまう危険性が高くなります。フードを長時間放置しないようにするとともに、水を交換する間隔を短くして、有害な細菌やバクテリアが繁殖しないように注意しましょう。
8. ビニール袋や紙袋
ビニール袋は猫の大好きなおもちゃですが、誤飲や窒息の危険があります。飼い主がいないところでビニール袋で遊ばせるのはやめましょう。紙袋は遊びに使うことができますが、ペットが巻き込まれないようにあらかじめ持ち手を切っておきましょう。
9.家具
猫や幼犬は、棚や引き出しに入りたがることがあります。知らない間に閉じ込められてしまったり、出られなくなりパニックを起こして怪我をしてしまう危険があります。また、棚と壁が固定されていない場合、棚や内容物が倒れこみ、打撲や骨折の原因となることもあります。飼い主は、戸棚や引き出しを閉める前にチェックし、突っ張り棒などで家具を固定し、転倒を防止しましょう。
10. ブラインド
ブラインドもペットにとっては危険です。ぶら下がっているコードは、猫にとっては魅惑的なおもちゃです。そのため、ぶらさがったり、挟まったりしてパニックになることもあります。コードを動物の手の届かないところに設置するか、ブラインドをやめて他の手段で部屋を暗くすることをお勧めします。
家のなかであっても様々なことが起こります。ペットは家族の一員。飼い主が家の中の危険を認識していなかったために事故が起こっては後悔してもしきれません。ペットがお家で安心して暮らせるように、また安全にお留守番できるように環境を整えてあげましょう。
プレビュー画像: ©flickr/David Saddler ©︎Pinterest/LobaMuitoCruel