ちえとくをフォローする

キッチン

温めようとしただけなのに…電子レンジが大爆発!やりがちな原因にゾッとした

食べ物を温め直すだけでなく、下ごしらえや時短調理にも使える便利な電子レンジ。

わざわざ鍋に移してコンロで加熱する手間要らず、洗い物も少なく済む上に、難しい火加減の調整も不要なので加熱中は目を離していても安心、と慌ただしい日々を送る現代人にとってこの上なく便利で頼もしい存在です。

W数と加熱時間を守ってチンするだけで安全に加熱・調理ができる電子レンジですが、使い方を間違えるととんでもない危険な事態を招くこともあるのです。

まずはこちらの画像をご覧ください。

町田 志樹さんがTwitterに投稿してくださった画像には、床に落下して大破したと見られる電子レンジの姿が。

twitter.com/町田 志樹

娘さんがペットボトルを電子レンジに入れて温めたところ…

なんと電子レンジが大爆発。オーブンやグリル機能搭載のオーブンレンジで重さは25キロと重めですが、爆発の威力でキッチンの調理台から吹き飛び逆さに落下。

twitter.com/町田 志樹

無惨にもは扉は外れ、飛び散ったパーツが爆発の衝撃を物語っています。

ペットボトルは元の形を留めないほどにへしゃげた状態に。

幸いにも、娘さんは無傷で無事でした。重くて堅いレンジの直撃を受けていたら、子供はもちろん大人でも重傷を負う可能性大です。もし、電子レンジが爆発した時に誰かがそばにいたら…と想像するとゾッとします。

それにしても、なぜこのような爆発が起きたのでしょうか?

原因はペットボトルをキャップ付きのまま電子レンジに入れて温めたという点にありました。

本来ならば加熱前に外しておくべきキャップが閉まっていたため、ボトル内の水分が水蒸気となり急激に膨張した結果、爆発に至ったのです。

近年、電子レンジ加熱対応タイプのペットボトルが商品化され、ペットボトル業界のお茶部門において新風を巻き起こしました。

手軽にペットボトルのお茶を温められる画期的な電子レンジ対応タイプ。

しかし、安全に温めるためにはいくつかの注意点があります。

温め方の手順

  • 必ずペットボトルのキャップを外してから電子レンジに入れる
  • パッケージに記載されている「加温目安」をチェック、ワット数と秒数を守って温める
  • 加温終了後、レンジから取り出す際は火傷に注意する

守るべき注意点

  • 容器が変形する可能性があるため、電子レンジでの加温は1回限り
  • 加温は一度に1本限り
  • 残量200ml未満での加温は避けた方が良い
  • 別の液体を詰め替えての加温は避ける
  • 小さな子供一人でのレンジ加温は避ける

レンチン対応ボトル採用で知られる「お〜いお茶」でお馴染み、伊藤園の公式ホームページにも明記されています。

キャップを外して温めることが大前提ですが、ワット数と加熱する秒数を守ることも事故防止には重要です。(ボトル内の残量ごとの加温目安となる600Wでの加温秒数がボトルに記載されています)

重たいオーブンレンジが吹き飛ぶほどの想像以上の爆発の威力に、多くのフォロワーからは驚きの声と娘さんが無事で良かったと安堵する声が寄せられています。

注意事項を事前に読むことの重要性を改めて実感させられる今回の出来事。

ボトルに記載されている使用上の注意を読むことなく、電子レンジ対応ボトルだからとそのままいつものようにレンチンしたら、とんでもない事態になった…なんてことは大人でも十分にありえます。

普段からレンジを使い慣れている子供さんのいる方は、レンジ対応ペットボトルの取扱いに関しては特にご注意ください。

プレビュー画像: ©︎twitter.com/町田 志樹