キッチン
温めようとしただけなのに…電子レンジが大爆発!やりがちな原因にゾッとした
食べ物を温め直すだけでなく、下ごしらえや時短調理にも使える便利な電子レンジ。
わざわざ鍋に移してコンロで加熱する手間要らず、洗い物も少なく済む上に、難しい火加減の調整も不要なので加熱中は目を離していても安心、と慌ただしい日々を送る現代人にとってこの上なく便利で頼もしい存在です。
W数と加熱時間を守ってチンするだけで安全に加熱・調理ができる電子レンジですが、使い方を間違えるととんでもない危険な事態を招くこともあるのです。
まずはこちらの画像をご覧ください。
娘が誤ってペットボトルを温め、オーブンレンジが大爆発。
— 町田 志樹【インスタ解剖生理学 配信中🧠🫀🫁】 (@shiki_machida) January 8, 2022
25キロの鉄塊が、こんなに吹き飛ぶとは。。
皆様もお気をつけください😫
(娘は無傷でした🙇♂️) pic.twitter.com/VZtm3VZ3x7
町田 志樹さんがTwitterに投稿してくださった画像には、床に落下して大破したと見られる電子レンジの姿が。

娘さんがペットボトルを電子レンジに入れて温めたところ…
なんと電子レンジが大爆発。オーブンやグリル機能搭載のオーブンレンジで重さは25キロと重めですが、爆発の威力でキッチンの調理台から吹き飛び逆さに落下。

無惨にもは扉は外れ、飛び散ったパーツが爆発の衝撃を物語っています。
ペットボトルは元の形を留めないほどにへしゃげた状態に。

幸いにも、娘さんは無傷で無事でした。重くて堅いレンジの直撃を受けていたら、子供はもちろん大人でも重傷を負う可能性大です。もし、電子レンジが爆発した時に誰かがそばにいたら…と想像するとゾッとします。
25キロのレンジが、70~80cmは飛んだのではないかと推測しております。
— 町田 志樹【インスタ解剖生理学 配信中🧠🫀🫁】 (@shiki_machida) January 8, 2022
本当に無事でよかったです。。
それにしても、なぜこのような爆発が起きたのでしょうか?
原因はペットボトルをキャップ付きのまま電子レンジに入れて温めたという点にありました。
本来ならば加熱前に外しておくべきキャップが閉まっていたため、ボトル内の水分が水蒸気となり急激に膨張した結果、爆発に至ったのです。
解説すると
— アストラエア💉💉 (@astraea__5) January 8, 2022
外すべきねじ蓋を締めた(ここ重要)状態でおそらくお茶が入った耐熱ペットボトル(これも重要)を電子レンジで加熱させたら、ボトル内の水分が水蒸気となって急速に膨張して爆発、その際レンジの扉を急激に開けた慣性でレンジがその反動でテーブルか何かから落ちてこうなった模様。 https://t.co/4sZEJnXohQ
近年、電子レンジ加熱対応タイプのペットボトルが商品化され、ペットボトル業界のお茶部門において新風を巻き起こしました。
お~い、ペットボトルのまま温められる #お~いお茶 とっても便利ですよ~🍵
— お〜いお茶くん【公式】 (@oiochakun) September 10, 2020
電子レンジでチン!って今は言わないのかな?#伊藤園 #お~いお茶くん #レンジOK! pic.twitter.com/ibVWDcL6aa
手軽にペットボトルのお茶を温められる画期的な電子レンジ対応タイプ。
しかし、安全に温めるためにはいくつかの注意点があります。
ある。 pic.twitter.com/mO6npEogRL
— QB狐@佐世保room1 (@AZUR_QBFox) January 9, 2022
温め方の手順
- 必ずペットボトルのキャップを外してから電子レンジに入れる
- パッケージに記載されている「加温目安」をチェック、ワット数と秒数を守って温める
- 加温終了後、レンジから取り出す際は火傷に注意する
守るべき注意点
- 容器が変形する可能性があるため、電子レンジでの加温は1回限り
- 加温は一度に1本限り
- 残量200ml未満での加温は避けた方が良い
- 別の液体を詰め替えての加温は避ける
- 小さな子供一人でのレンジ加温は避ける
レンチン対応ボトル採用で知られる「お〜いお茶」でお馴染み、伊藤園の公式ホームページにも明記されています。
キャップがオレンジでホットPETだから加熱できると思ってたけど、キャップを外さないとこうなってしまうのか…https://t.co/0EHZ3IYDvI https://t.co/NoBa5XgEVn pic.twitter.com/lOUHYPI3X0
— くりかえす (@kurikaesurizumu) January 8, 2022
キャップを外して温めることが大前提ですが、ワット数と加熱する秒数を守ることも事故防止には重要です。(ボトル内の残量ごとの加温目安となる600Wでの加温秒数がボトルに記載されています)
製品ラベルでは20℃のお茶約350mLに対し60000W・秒ほどの加熱条件を推奨していて、その条件だと1gあたり170J≒40㌍で、おそらく60℃前後にまで温めることを想定している。蓋をとらなかったことと出力を調整せず漫然と沸点超えになる熱量を与えたことが複合した事故なのかも。https://t.co/KTyQSI4XmQ
— しんじ@理科実験あそびプロジェクト復興のためお仕事承り中 (@oekakimaestro) January 8, 2022
重たいオーブンレンジが吹き飛ぶほどの想像以上の爆発の威力に、多くのフォロワーからは驚きの声と娘さんが無事で良かったと安堵する声が寄せられています。
お怪我がなく何よりでした💦
— 矢崎 涼 (@MoriyaYazaki) January 8, 2022
注意書きのとおりキャップを外さないと爆発するんだろうなと思っていましたが、ここまでの威力になるとは……
娘さんがご無事で何よりです。
— enyakora_essassa 💉💉 (@EEssassaa) January 8, 2022
恐ろしいものですね…
ペットボトルごと加熱するとボトルが破裂するまでは想像できるけどレンジが吹っ飛ぶほどの爆発が起こるなんて知らなかった
— ナガピー (@koki_N0901) January 8, 2022
こんなの直撃したら即、KOです。
— 町田 志樹【インスタ解剖生理学 配信中🧠🫀🫁】 (@shiki_machida) January 8, 2022
本当、お気を付けください💦
娘さんが怪我なくて何よりですね!怖い…うちの子もやりそうなのでこの写真みせます!!
— ゆるりくるり (@hpZZ7ldQXY62lnx) January 8, 2022
注意事項を事前に読むことの重要性を改めて実感させられる今回の出来事。
ボトルに記載されている使用上の注意を読むことなく、電子レンジ対応ボトルだからとそのままいつものようにレンチンしたら、とんでもない事態になった…なんてことは大人でも十分にありえます。
普段からレンジを使い慣れている子供さんのいる方は、レンジ対応ペットボトルの取扱いに関しては特にご注意ください。
プレビュー画像: ©︎twitter.com/町田 志樹
