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DIY

プランターで生姜を育てる8つのステップ

生姜は私たちの食卓になくてはならない「名脇役」!その甘い香りとピリッとする辛さは和洋中あらゆる料理やお茶の風味をひきたててくれます。さらに、生姜は古くから薬としても用いられており、抗炎症作用や消化器系の不調を改善する効果があると言われています。殺菌力も高く、刺身や寿司の薬味にするのもお馴染みですね。

収穫直後の津山のショウガ

生姜の原産地は東南アジアの熱帯雨林地帯。現在は、生産量が多いのはインドや中国ですが、日本でも栽培されています。

日本で栽培できるなら、自宅で生姜を栽培してみたいと思いませんか?生姜栽培は実はとても簡単で、プランターでの栽培も可能です。

この記事では、プランターでの生姜栽培の注意点や方法について解説しています。自宅で栽培すれば農薬や添加物のない生姜をいつでも楽しめますよ!

生姜をプランターで育てるための8つのステップ

ステップ1: 植え付けは春、桜が散って気温が安定した頃がベストです。

ショウガは種ショウガから育てます。まず種ショウガの塊茎を手で割るか、きれいな包丁で5センチくらいに切っておくとよいでしょう。1欠けに芽が2、3個付いている状態にする事が重要です。この芽が横に伸びて育ちます。

©Media Partisans

ステップ2: 深さのある(15cm以上)プランターに鉢底石を敷き、その上に培養土(野菜用の土)を入れます。

ステップ3: 生姜は芽を上にして10cm間隔、2〜5センチほどの高さで植え、土で覆い、少し押さえます。

テップ4: あまり冷たくない水をスプレーボトルに入れて、土を十分に湿らせます。

ステップ5: 生姜は熱帯の植物なので、高い湿度を好みます。プランターに空気穴を開けたビニール(ラップ)をかけると発芽が早まります。

Ginger Plant – Day 18

ステップ6: 直射日光を避け、明るく暖かい場所に生姜の苗を置きます。生姜は乾燥に弱いので、毎日水やりします。ただし、土が湿りすぎていると、カビが生える恐れがあるので注意しましょう。

ステップ7: 生姜は3〜4週間で最初の芽を出します。葉が伸び、株元が出てきたら増し土をしましょう。

ステップ8: 密集しすぎているなら、夏に「葉生姜」として間引いて収穫できます。その後、初秋から晩秋にかけて自家製の生姜を収穫しましょう!さあ、何の料理に使いますか?

収穫した生姜の余った分は来春の種ショウガとして保存しておきます。10〜15℃の暗くて涼しい場所で保存してください。翌年植える時の注意として、生姜は連作を嫌うので、土を入れ替える必要があります。

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生姜栽培で気をつけることは「乾燥」のみ。「水やり」さえ忘れなければ、あとはとても簡単です。!今年はぜひ香り高い自家製生姜をお楽しみください。

出典:smarticularndr

プレビュー画像:©Media Partisans