Lifehacks
2020年東京パラリンピック|プラカードの色が黒地に黄色の理由
2021年8月24日行われた、2020年東京パラリンピックの開会式。
オリンピックでは日本勢が史上最多となる58個のメダルを獲得するなど大きな盛り上がりを見せたため、今回のパラリンピックにも期待に胸を膨らませている人も多いのではないでしょうか。
盲導犬も入場だ!
最強最高のパートナーだね#パラリンピック#開会式 #Paralympics pic.twitter.com/9QCio9Q4dU— ガッテム竹内 (@gtt214214214214) August 24, 2021
そんなパラリンピックの開会式ですが、一部のネットユーザーから、「どうしてこうなった?」と疑問の目で見られている部分がありました。
それは、各国の選手団が入場する際の、プラカードの色です。
ソロモン諸島のプラカードで踊っていた子がフランスのプラカードでも踊りながら行進
かわいい❤️ pic.twitter.com/68xHFHfv0i
— ジンジャー (@Gingersalt27) August 24, 2021
黒地に、黄色の文字で書かれた各国の名前。確かに、華やかな開会式で掲げるプラカードにしては、いくぶん地味な印象がありますね。
多くのインターネットユーザーが、「どうしてこの色にしたの?」と疑問を持つ中、その疑問に明確に答えを出したツイートが、大きな話題を呼んでいます。
実際にそのツイートをご覧ください!
プラカード、何でこんな色なんだろ?って思ったら色弱者の方向けなんだねぇ。知らないところで色々な配慮がされてるのかもしれない?#パラリンピック #開会式 pic.twitter.com/dyMp4D2bRj
— 狐兎サァカス?? (@KoUsagi_Circus) August 24, 2021
なんということでしょう!
プラカードをこの配色にしていたのは、色覚障害のある方でも文字がよく見えるようにするための配慮だったのです。
赤と緑の間や、青と紫の間で色を選ぶと、色覚障害の人には違いが分かりにくくなると言われています。黒と黄色であれば、コントラストが強く、色合いもかぶらないため、色覚障害のある方にはとても見やすい組み合わせなのです。
パラリンピックの開会式を見てるけど、プラカードの色を黄色と黒にしてるのは、色弱者の方向けにこの配色にしてるみたい。こうい細かな配慮されてるところ素晴らしいなあ ?#パラリンピック #開会式 #Tokyo2020 #Paralympics #OpeningCeremony pic.twitter.com/UGsTyDfk6X
— てんげるまん?tengelmam (@fcbliebe1900) August 24, 2021
開会式では他にも、プラカードを掲げる方にも義足や車椅子の方を起用しており、大会のコンセプトに合っていると好意的に受け止められています。
昨日の開会式では、プラカード持ちの方にも義足や車いすの方がいたよね。大会の特徴をこうしたところにもきちんと取り入れていて、いい開会式だと思いました。#パラリンピック pic.twitter.com/10o8jwhvXB
— 柏原 元 (@genkashiwabara) August 25, 2021
Twitterの人々の反応
ホンマかいなとおもって確かめてみたらその通りでした。 pic.twitter.com/pkpcTa8eoT
— デストラーデ◆F4ajUBsOKk (@destradefromonj) August 24, 2021
会場全体がブラック調だったのもその為だったんですね。
— さはらゆえ@らくがきディレクター (@YueSahara) August 24, 2021
そうなんですね。
なんか嬉しい情報ありがとうございます?— えり~ず・えむ(元eries.m)?⏱ひらがなにしてみました。 (@eriesrichard) August 24, 2021
わ?いいねやリツイートやリプライありがとうございます?♀️
ひとつ訂正を。
色弱者の方向け、ではなく、すべての人のためのデザインですね。リプライで素敵なお言葉を見つけたのでリツイートさせて下さい?✨ https://t.co/LA5SaeOuLf— 狐兎サァカス?? (@KoUsagi_Circus) August 24, 2021
いかがでしたか?
こうした細かい配慮によって、今大会が、すべての人に向けられた大会であるという決定的な宣言をしているようにも見えますよね。世界的なスポーツの祭典の幕を開ける、相応しい開会式になったと言えるのではないでしょうか?
パラリンピックでも、日本勢の活躍に期待せずにはいられません!
プレビュー画像: / © Twitter/KoUsagi_Circus
