Lifehacks
妻が粉石鹸をお湯に溶かしてスライムみたいなものを作っていた。翌日これがものすごい効果を持つことを目の当たりにした
掃除したはずなのに、すぐに汚れが目立ってきてしまう。そう聞いて思い浮かぶのはキッチンのコンロや換気扇の油汚れ、または水回りの蛇口などの曇り。これらの掃除にはそれぞれ専用洗剤を揃えて掃除をしているという人も多いのでは。
しかし、粉石鹸をお湯で溶かしてトロトロにした、このプリン状石鹸を使うと、キッチンや水回りの掃除をこれ1つで済ませることができるそう。
粉石鹸をあえてゼリー状にするのは、ゼリー状になることで汚れをパックし吸着して取りやすくするため。自宅で簡単に作れ様々な場所に使用できることから、洗剤を買い揃えるよりも粉石鹸だけで済むためコストが節約でき、万能洗剤として役立ちます。
以下、プリン状石鹸の作り方と使用方法をご紹介。
<プリン状石鹸の作り方>
用意するもの:
– 粉石鹸50g(品名に「石鹸」と表記されているもの。粉石鹸はアルカリ剤(炭酸塩)が入っているとさらに洗浄力がアップします)
– お湯500ml(50度くらい)
– タッパーやペットボトルなど、密閉できる保存容器
作り方:
1. 粉石鹸とお湯をよく混ぜ合わせます
2. 冷めてプリン状に固まるまで放置します
※夜寝る前に作成しておけば翌日すぐに使えて便利です。密閉した状態で1か月程度保管が可能。
<キッチン>
・ガス台や換気扇
プリン状石鹸は、キッチンの油汚れに非常に高い効果があります。コンロや換気扇に塗り込んで約10分放置、その後軽く洗剤を拭き取るだけで頑固な油汚れが簡単に落とせます。
ふぅ、換気扇のフィルター洗ったー。
前回は重曹使ったら塗装が禿げたので、粉石鹸の「とろとろ石鹸」で。
とろとろ石鹸を知ってから換気扇の掃除が苦じゃなくなりましたよ、お薦め。スポンジも汚れないし、シンクにも油が付かないんです。
純粉石鹸を熱めのお湯でとろとろにするだけ。#とろとろ石鹸 pic.twitter.com/FQdrRXNcJc— がりまこ✨ (@garigariMakorin) November 20, 2018
換気扇の油汚れがとても頑固な場合は、最初に布巾やスポンジでなるべく油汚れをそぎおとし、それからプリン状洗剤に1時間ほど塗り込んでおきます。あとは拭き取ればOK。電子レンジの汚れにも◎
・キッチン用品や食器
フライパンの油汚れやお茶ポットの茶渋は、食器洗い用の洗剤では落とすのに手間がかかることがあります。こんな時にスポンジにプリン状石鹸をたっぷりつけ、いつものように洗うと取れにくかった汚れをスッキリ落とすことができます。
また頑固な汚れには10分ほど放置すると洗剤が浸透して汚れが落ちやすくなります。コップの曇りが気になる時もプリン洗剤で透明感を復活させることができます。
<お風呂やトイレ>
お風呂やトイレ、洗面所などは気をつけても、カビや皮脂よごれが気になるもの。プリン状石鹸は水回りにできやすいこれらの汚れに効果が期待できます。汚れが気になる場所にプリン状石鹸を塗り、そのまま1時間ほど放置します。あとはスポンジで軽くこするだけで汚れが落ちていきます。
<洗濯物>
洗濯機での洗濯ではなかなか落とせない頑固な襟元の皮脂汚れや靴下の汚れ。そんな時は、手洗いする前にプリン状石鹸を塗り込んでしばらく置いておきます。その後、水中で軽くもみ洗いするだけで簡単に汚れが落ちていきます。
またお子さんがいらっしゃる家庭であれば、学校の上靴やスニーカー洗いにも有効だとか。プリン状石鹸をたっぷりつけたら、いつものように靴洗い用ブラシでゴシゴシ洗えば、白さが戻って綺麗になります。
注意:
シンクや蛇口などにこびりついた白い水垢は、プリン状石鹸と同じアルカリ性の性質であるため、洗浄作用が働かず効果がありません。
キッチンシンクの水垢と同様に、鏡や浴室の床などのザラザラした水垢には、プリン状石鹸は効果はないので注意してください。
また、洗面所や浴室の石鹸カスが原因のぬめりも、主成分がアルカリ性であるため効果が薄くなります。
日々生活していると欠かせない家の掃除。キッチンやお風呂場は毎日使うからこそ、いつも綺麗にしていたいもの。プリン状石鹸の万能さを活かせばコストの節約だけじゃなく、嬉しいことに手にも優しいそう。
これを機に家にある洗剤の棚卸しをしてミニマム化を図るのもいいかもしれませんね。
