注意喚起!水で膨らむビーズの危険性

ここ数年、ぷよぷよボールと言われカラフルで水を吸うと膨らむタイプのビーズを子供の室内遊びに使ったり、香りをつけて芳香剤にするなどインテリアの一部として使う人が増えているます。

水の中に入れると数時間で半透明でキラキラした不思議な触感のボールになるのがその特徴。

これを使い、お祭りなどで見かけるぷよぷよボールすくい遊びを家でしたり、そのカラフルな見た目を利用して観葉植物の器に入れたり、芳香剤と混ぜてトイレに置いたりと用途が多く、子供も大人も楽しめることから人気です。

しかしこの水で膨らむビーズに対し、小児科医をしている[email protected]小児科医さん(@nuno40801)が注意を呼びかけています。それがこちらのツイッターです。

それは、水で膨らむビーズの誤飲への注意。水で膨らむという性質から、子供が誤飲をした場合に体内で大きくなり危険だということ。

[email protected]

数年前になりますが、国民生活センターの報告によると、2歳の幼児が誤飲し、十二指腸閉塞を引き起こし開腹手術をしなくてはならない事態になったそうです。
そして、手術によって摘出されたボールは、なんと直径4cmもの大きさがあったそう。誤飲前の大きさは直径1~1.5cm程度。体内で大きくなったことが伺えます。

こちらの動画からは、ビーズの大きくなる様子を見ることができます。また、万が一誤飲をしてしまった場合は牛乳やイオン水を飲ませ、直ちに病院で医師に診てもらうようにしてください。

その他にも、おもちゃのビーズを耳に入れてしまった結果、ビーズが水を含んで耳の中で膨張し、緊急手術をして取りだした事例など。また、Twitterでも同様のケースが報告されています。

この水で膨らむビーズ、高吸水性樹脂製品と呼ばれるもので、水と接触することによって吸水し、吸水することでゲル状になる性質があり、元の体積の100~1,000倍の水を吸収できるのだそう。

高吸水性樹脂を利用した一般向け商品は、高吸水性樹脂、吸水性樹脂、アクリルポリマー、吸水性ポリマーなどと表示され、吸水・保水させるタイプとして、紙おむつや生理用品などの衛生用品、着色した観賞用のインテリア用品などがあります。
また、吸水・ゲル化した状態で販売されているタイプとして、有効成分を添加した芳香剤・消臭剤や虫よけ用品、栄養成分を添加した園芸用品などが見られます。

このように水で膨らむビーズとして以外にも、身近なところではトイレの芳香剤や虫除け剤などに使われているため、小さな子供がいる家庭では手が届かない場所に置いておくなど注意が必要です。

また、小さな子供に限らず、ペットがいる場合は遊んでいるうちに誤飲をする可能性があるため必ず注意をするようにしてください。

そして、認知症を患っている人が近くにいる場合も、このような製品を手の届くところに置かないようにしてください。

ゲル化したビーズは、弾力がありまるでグミのような触感のため食べ物と誤って口に含んでしまう可能性があります。取り扱いには十分注意をするようにしてください。

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身近なところに潜む意外な危険。今年はコロナの影響で子供の室内遊びがいつもより増えています。万が一、今回紹介したビーズで遊ぶ場合は、必ず大人が同伴し注意を払うようにしてください。


プレビュー画像:©︎Facebook/Akihiro Tamura,©︎Facebook/スノードーム*アトリエ三日月

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