DIY
ヨーロッパでどこのお家にもラベンダーが植えてある10の理由
ガーデニングが楽しい季節になってきました。何を植えようか迷っていたら、今から種まきでも苗植えでも楽しめるラベンダーはいかがでしょう?豊かな香りはリラックス効果に優れ、睡眠障害を緩和する香りとして知られているラベンダー。でも安眠をもたらしてくれる植物としてだけでなく、ヨーロッパでは昔から生活のいろいろな場面で活用できる便利なハーブとして生活に密着した存在です。
紫色の香り高いハーブに秘められた、賢い使い方10選をご紹介します。
1. 衣類の虫除け
セーターなどを食べて穴を開ける衣類害虫や、お米や小麦粉などを食べる害虫はラベンダーの香りが苦手。ラベンダーのドライフラワーを布で包んだり、サシェにしてクローゼットやタンス、食品棚に置いておけば害虫予防に効果的です。ローリエの葉や杉の香りも効果があると言われています。
2. ゴミ箱の消臭
気温が高くなってくるとゴミ箱から嫌な匂いが気になります。精油を垂らしたティッシュペーパーなどを一緒に入れたり、ラベンダースプレーをしたりしておくと、嫌な匂いが消えるだけでなく、ウジの発生も防ぎます。
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3. 足のむくみ
ラベンダーは血液やリンパ液などの循環を促進する効果もあるので、足のむくみが気になる人はラベンダーオイル(精油)でマッサージしてみましょう。
マッサージオイルの作り方:ホホバオイル、ココナッツオイルなどのキャリアオイル30mlに、ラベンダーオイルを6滴加えてよくかき混ぜます。遮光ビンに入れて1ヶ月ほどで使い切りましょう。
4. 耳鳴りに
ラベンダーには鎮静・リラックス効果があることはよく知られています。そんなラベンダーの精油は、耳鳴りや耳の痛みにも効果的です。耳鳴りや耳の痛みの原因は様々ですが、強いストレスから生じる場合も多くあります。その場合、ラベンダーの鎮静作用が有効だと言われています。コットンにラベンダーオイルを数滴垂らし、耳に直接当てます。この時耳に詰めないようにしてください。
5. アロマバス
ラベンダーの成分を鼻や口から吸い込むだけでなく、成分が肌から直接浸透するのでリラックス効果抜群。5滴程度をよくお湯に混ぜて使いましょう。お湯の温度は38℃くらいのぬるま湯が最適です。
3歳未満の乳幼児には、アロマバスは肌への刺激が強いので行わないでください。
6. 睡眠障害
アロマバスでもリラックスできないようなら、ラベンダーティーがおすすめ。入眠しやすくなります。体調に合わせてラベンダーをはじめとした様々なハーブティーを使ってみましょう。
7. 頭痛
ラベンダーなら薬に頼らずに頭痛を緩和することができます。ラベンダーオイルを数滴こめかみにマッサージします。
8. 虫刺され
虫刺されによる痒みにもラベンダーオイルが効きます。通常精油は刺激が強いため、肌に直接つけてはいけませんが、ラベンダーは少量肌につけて使用できます。事前にパッチテストを行なってから使用してください。
9. ダニ退治
ラベンダーオイルを混ぜた重曹はダニ退治に効果があります。この重曹をマットレスに満遍なくかけて、1時間置いてから掃除機で吸引します。
10. アブラムシ退治
アブラムシ退治にはラベンダーが効きます。水10リットルにラベンダーオイルを10滴、食器用洗剤を数滴垂らします。これをスプレーするとアブラムシ、アリやネズミ除けにも効果的です。
リラックス効果、虫除け、頭痛対策などこれからはラベンダーにお世話になることが増えそうですね。香り高いラベンダーはプレゼントにも喜ばれます。こちらの記事ではラベンダークッキーの作り方をご紹介しています。
プレビュー画像: © flickr/Dave Photography…