ライフセーバーが教える海水浴に潜む7つの危険

梅雨が明け、いよいよ迎える夏本番、海水浴&プールシーズンの到来です!しかし、水と危険は常に隣り合わせだということを忘れてはいけません。 溺死は世界の人々の死因(意図的でないケース)トップ3位に入るほどで、毎年36万人もの人々が水に命を奪われています。特に溺死・水死する危険性の高いグループは、若い男性と子どもだそう。

そこで今回はみなさんに海やプールなど水辺の事故を防ぐため、監視指導を行う人命救助のプロ・ライフセーバーに聞いた「水辺で守るべき7つの原則」を紹介します!しっかりと心得て安全に海水浴やプールを楽しみましょう。

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1. 人は映画のように溺れない

現実世界では、映画のように大きな音を立てて、腕を振りながら人が溺れることは稀で、音を立てずに静かに溺れていくことが大半です。さらに人はわずか30センチの水位でも溺れるといわれ、さほど水が深くないように思える場所でも注意が必要です。

海面や水の表面から頭が少ししか出ていないような子どもは、水がいつ口に入ってもおかしくないため、特に危険です。また口を開けて空を見上げているような格好で浮いている人を見かけたら、すぐにライフセーバーを呼んで下さい。自分で助けようとはせず、助けを呼ぶことが重要です。

2. 監視員が「走るな」と言う時は、絶対に走ってはいけない

規則やルールを守らない子どもは少なくありませんが、大人でもルールに従うことができない人がたまにいます。でもプールや海水浴場などでの注意事項には、ちゃんとした理由があるのです。裸足のまま、濡れて滑りやすくなっている床を走ったことで、今まで何人もの人々が痛い目に遭っています。

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3.監視員やライフセーバーにむやみに話しかけない

監視員やライフセーバーがいるからといって、もちろん100%安全なわけではありません。人間ですから、たまたま溺れている人を見落としてしまうこともあるでしょうし、注意が散漫になっていることも少なくありません。そのため、質問がある場合や助けを必要としている場合を除いては、極力彼らと長話をしないようにして下さい。

4.水中での「息止め」はかなり危険

近年、海やプールを訪れる子どもや若い男性の間で流行っているのが、誰が水中で最も長く息を止められるかを競う「息止めゲーム」。実はこれ、体力のある健康な水泳選手でも水中で意識を失い、溺死に繋がる可能性のある恐ろしい行為なんです。子どもが競い合っているのを見かけたら、すぐにやめさせましょう。

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5. 酒を飲んだら泳いではいけない

久しぶりの青い海、楽しい休暇、大人ならそんな時、つい一杯飲みたくなってしまいますよね?でもこれがとっても危険な行為なんです。海では体が紫外線を多く浴びるため、汗をかくことで体が大量の水分を失います。すると脱水症状になり、この状態で飲酒をすると体内アルコール血中濃度が上昇し、酔いが回りやすくなってしまうのです。

お酒を飲んだら判断能力が鈍くなるのは、一度でも飲んだ経験のある人なら承知のはず。さらにお酒を飲んだ後は体が疲れやすくなっており、体温が急激に下がりやすく、激しい痙攣を招く恐れがあるのです。ある統計によれば、遊泳中に溺れて心肺停止となった人の3割が飲酒をしていたとの結果が出ているとのこと。

6.ライフセーバーの見える範囲でしか泳がない

ライフセーバーや監視員のいる海水浴場で人が溺れる確率は、そうでない浴場に比べて少ないことが分かっています。しかし、人命救助のプロである彼らといえども、目視できない人を助けることは不可能です。ライフセーバーや監視員の姿が見える範囲でのみ、泳ぐようにしましょう。日本全国の海水浴場で資格を持ったライフセーバーがいるのはわずか20%といわれていますが、海水浴場で発生する「離岸流」などの危険を把握し、対処法を心得ている彼らの存在は、これからより重要となっていくでしょう。

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7. 桟橋に近づかない

若い人の中には、チェレンジ感覚で桟橋から海へ飛び込んだりする人がいますが、桟橋の下では、柱に波がぶつかり海流が思いのほか強くなっています。判断を誤り、桟橋から飛び込んで強い波に流され、柱にぶつかって骨折してからでは遅いのです。

いかがでしたか?すべての海や湖が水泳に適しているわけではないことをお忘れなく! 条件や規則はケースバイケースですので、事前にしっかりと下調べをし、それらに合わせた行動を心がけましょう。 また必要であれば恥ずかしがらずに、ライフガードや監視員に助けを求めて下さい。

プレビュー画像:©︎Pinterest/w fuller

出典

Brightside,

Greatist,

Independent

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