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豚肉がふっくら柔らかく|冷しゃぶを美味しくする簡単なコツ

この季節、夏バテ予防に効果的な料理として代表的なのが冷しゃぶです。お肉だけでなく野菜も一緒にたっぷりと食べる事ができ、冷たい麺類などで偏りがちな夏の栄養バランスを整えてくれる一品でもあります。

冷しゃぶに使われる豚肉には、炭水化物がエネルギーに変わるときに欠かせない栄養素であるビタミンB1が豊富に含まれています。また、一緒に使うポン酢には、疲労回復効果のあるクエン酸が含まれるだけでなく、クエン酸が豚肉を食べすぎると増加すると言われる疲労の原因物質のひとつである、ピルビン酸を抑えてくれる働きがあるのだそうです。そのため、体の疲れが取れ、かつ元気になる冷しゃぶは夏の季節にぴったりの食べ物なのです。

豚肉とポン酢の組み合わせにより、夏バテ予防をしてくれる冷しゃぶですが、茹でた時に豚肉が固くなってしまう事、ありますよね。でも、豚肉を茹でる時にお湯に2つの調味料を加えるだけで、豚肉が驚くほど柔らかくなるのだそう。

肉を茹でる時に使いたい調味料はお酒と砂糖

砂糖には保水性があるため、お湯に加える事で茹でた時に豚肉のタンパク質から水分の流出を抑えてくれる作用を持っています。そのため、加熱により豚肉が固くなる事を防ぎ、ふんわりと柔らかい仕上がりにする事ができるのです。では詳しい方法を説明していきます。

<豚肉が柔らかくなる冷しゃぶの作り方>
1. 鍋に1ℓの水、酒と砂糖を各大さじ1入れ、沸騰させます。
2. お湯が沸騰したら、火を止めて1分間待ちお湯の温度を下げます。豚肉は高温のお湯に入れてしまうと一気に収縮してしまうので温度を下げるとさらにお肉が柔らかく仕上がります。
3. 豚肉を1枚ずつお湯の中に入れ、色が変わったら取り出します。
4. 色が変わって取り出した豚肉は、常温の水に入れて冷まします。氷水を準備する事が多いですが、急冷すると豚肉の脂が一気に凝固して固くなる原因となってしまいます。
5. 野菜と一緒にお皿に盛り付けて完成です。

バランスよく食べれヘルシーな冷しゃぶ。美味しくたくさん食べて夏を元気に過ごしたいですね。

プレビュー画像:©︎Twitter/@masatorisu