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トリビア

旅館スタッフからのお願い「布団は畳まないで」の理由

旅先ではプライベートが重視されるホテルもいいですが、温かなおもてなしと細やかなサービスを受けられる旅館での滞在はまた別の魅力があります。

食事の配膳や布団のサービス、そのほか小さなことまで、担当スタッフの細やかでさりげない気遣いが心地よく非日常感を味わうことができる旅館。このGW期間中にリフレッシュしたという方もいるのではないでしょうか。

このようにおもてなしの精神がすみずみまで行き渡った旅館での滞在ですが、みなさん使ったあとの布団はどうされていますか?

使いっぱなしのままだと、なんだかお行儀が悪く思えたり、スタッフが畳む手間を考えてつい畳んでしまうという人が大半かと思います。

でも、これは実はスタッフの思いとは真逆の行動だったのです。

「『旅館の布団は朝起きてから畳まないで下さい。』旅館スタッフからの切実なお願い。気遣いや礼儀で畳んで帰る方が多いのですが清掃スタッフは『忘れ物がないか確認する』し、『洗濯するのにシーツ剥がす』ので畳んであると広げ直しているのです。広げたままでお客様とスタッフも楽になるお願いです」

ツイッターユーザーのりく社長さん(@dream5to5)さんは、旅館スタッフからの切実なお願いとして、「旅館の布団は朝起きてから畳まないで下さい」と投稿。

その理由として、畳んでしまうと忘れ物を確認する作業やシーツをはがす作業のため、布団を広げ直さなくてはならず、結果としてスタッフにとっては二度手間になってしまうのだそうです。そのため、敢えて畳まず広げておいたほうが、利用客、スタッフともに楽になるそうです。

もちろん、りく社長さんは利用客が客室でリラックスやスペース確保のために布団を片付けたいのであれば、畳んでも問題はなく、さらに気遣ってわざわざまた広げなくても大丈夫と補足。あくまで投稿は、スタッフを気遣い畳んでいた、という人へ向けてのメッセージとのこと。

この旅館スタッフからのお願いには、他のユーザーたちからもたくさんの反響が寄せられています。

畳んでしまっていた、気づかなかったという声の他にも、こうして「何がいいか」を教えてくれたことに対しての感謝や、スッキリしたとの声も集まっています。

親切な心遣いを受けると、その気持ちに応えたいという気持ちになります。旅館で使用した布団を畳むのは、お互いを思いやり他者を尊重するという日本人ならではの優しさや礼儀から現れる行為。でも、旅館で働く方の立場になると逆だったんですね。

相手を思いやるには、想像力を働かせる必要がありますが、中には実際に経験をしたり、教えてもらわないとわからないこともあります。日本には「察する」という文化もありますが、「してもらえると嬉しいこと」をきちんと伝えることも、お互いを思いやるためにとても大切ですね。

プレビュー画像:©︎Pinterest/kulturtaenzer.com
出典:[email protected]