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つるりと剥けてかゆみも軽減|里芋の皮を簡単に剥く方法

柔らかくねっとりとして、食べると満腹感のある里芋。煮物をすることが多いですが、焼いても揚げてもおいしい里芋は、和食から洋食までさまざまな料理に使うことができます。

でも里芋を料理するときに、厄介なのがヌルヌルとして手が滑り皮が剥きにくいこと。また、ヌメリの中に含まれているシュウ酸カルシウムという成分で手がかゆくなってしまうことも。

そんなちょっと手間がかかる里芋の皮むきですが、実はあるひと手間を加えるだけで皮を簡単に剥くことができます。そのひと手間とは、里芋を皮ごと下茹ですること。下茹ですることで、里芋の皮がまるで茹で卵のようにつるんと剥けるように。しかも、かゆみの元になっているシュウ酸カルシウムの性質が加熱することで弱まるため、手のかゆみ予防にもなるそうです。

里芋の皮を簡単に剥く方法

下茹での方法は以下、2通りの方法があります。

お鍋を使う場合

鍋に皮つきの里芋を入れて、ちょうど里芋の頭がかぶるくらいの水を入れて沸騰させます。2~3分ほど茹でたら冷水で冷やして皮を剥きましょう。もし、部分的に手で剥きにくい箇所は、包丁を使います。

さっと下茹でをした状態なので、皮を剥いた後は、煮物や炒め物・揚げ物など、中心までしっかり加熱調理をしてください。
茹でて醤油などでそのまま食べる場合は、加熱時間を長めにして中まで火が通るようにします。

電子レンジを使う場合

里芋が少量の場合は、電子レンジを使うと時短になります。電子レンジを使用する場合、洗った里芋に包丁でぐるっと一周切り込みを入れます。ラップに包み、600Wで2分~3分加熱したら、冷水に取って皮を剥きます。切り込みを入れた部分からスルッと皮が剥けます。こちらも中までしっかり加熱したい場合は、時間を4〜5分にするようにしてください。

また、こうして皮を剥いた里芋は冷凍して保存することも可能。頂き物でたくさんある、などという場合は下処理としてこちらの方法を利用しても良さそうです。

里芋は好きだけど、皮むきが面倒、またかゆくて料理が出来なかったという方はぜひこちらの方法を利用してみてください。

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プレビュー画像:©︎Twitter/nabanablog787

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