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切り口が赤い|それは里芋が健康な証拠だった

その独特のヌメヌメにかなりの栄養があり、他の芋類と比べても低カロリーでダイエットにも向いていると言われる里芋。

でもこんな里芋見たことありませんか?赤くなっていたら捨てていませんか?

Twitter@natsumikoike

写真のような里芋を見て、痛んでいるのかもしれない、カビかもしれないと思う人が多いようです。しかし実はこれ、全くの誤解だったのです。その誤解を見事に解いたのは、岐阜県中津川市で農業を営む傍ら写真家として活動する小池菜摘|いのちと、写真さん(@natsumikoike)のTwitterへのある投稿でした。

「赤くなってるのは酸素に触れたから抵抗するために抗酸化物質アントシアニン出してるのよ!健康な里芋よ!」と小池さん。

そう、この赤い部分は里芋に含まれる栄養素、ポリフェノールの一種である抗酸化物質のアントシアニンが空気に触れて酸化したものだったのです。小池さんによるとこのような切り口が赤いのは里芋が健康な証拠とのこと。よってそのまま食べても問題はなく、また白くしたいのであれば、米のとぎ汁で煮るといいそうです。

このような里芋への誤解から、小池さんの元には委託先から「傷んだ」として切り口の赤くなった里芋が大量に返品されてきてしまうとのこと。

また里芋を鮮度を保ちながら保管するには、購入後袋から出して新聞紙で包むか、ダンボールにいれてキッチンの日陰のとこに置くのがいいそう。

里芋の意外だった事実。このような野菜への正しい知識を持つことが、食材の廃棄を少しでも減らすことに繋がるといいですね。

プレビュー画像:©︎Twitter/natsumikoike

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