世界的な報道写真家セバスチャン・サルガドの植林活動

伐採や開発によって不毛の地と化したブラジルのミナスジェライス州に再び緑が増え、自然が戻ってこようとしています。森林破壊はサステイナビリティの観点から見ても環境にとって大変深刻な問題ですが、セバスチャン・サルガドと妻のレリア・サルガドのように、地球を取り返しのつかない破壊から救おうと活動を続ける人が存在するのもまた事実です。

名前を聞いて驚いた人もいるかもしれませんが、セバスチャン・サルガドは世界的に有名な報道写真家で、彼の人生に焦点を当てたドキュメンタリー映画「セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター」は2015年アカデミー賞にもノミネートされたほどです。

サルガド夫妻は24年前から、セバスチャンの故郷であるミナスジェライス州である取り組みをはじめ、それが素晴らしい結果をもたらしたと話題を呼んでいます。2人が行ったこと…それは森林破壊によって失われた森を取り戻す植林活動です。

遡ること今からおよそ30年前、当時セバスチャンはルワンダで起こった大虐殺の取材をしていました。彼はそこで目にした人と人が殺しあう想像を絶する惨状に心を病んでしまい、自然のもたらす安らぎを求めて、故郷であるブラジル・ミナスジェライス州へと戻ってきたのです。

しかし、かつて青々とした熱帯雨林が広がっていたサルガド家の土地に残っていた樹木は、最盛期のわずか0.5%。森で暮らしていた野生動物たちも1匹残らず姿を消していました。

この恐ろしい変化を見て、妻のレリアがセバスチャンに植林プロジェクトを提案。1998年に環境団体「Instituto Terra」を設立し、2人は1本づつ木を植えはじめました。それから24年が経った今、農園は熱帯の楽園としての真の姿を取り戻しつつあり、1度は姿を消したはずの動物たちも帰ってきてくれたそう。

 
 
 
 
 
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夫妻が24年という歳月をかけて森に植えた木の数は、なんと約200万本!この物語は海外メディアで大きく取り上げられ、世界の注目を集めています。

 
 
 
 
 
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いかがでしたか?この土地は私有の自然遺産保護区となっているそうで、森には現在、293種の樹木や172種の鳥類、そして33種の哺乳類が生息するそうです。こういった活動が世界的にも広まっていくといいですね。セバスチャン・サルガドの人生に関心があるという方は、こちらからドキュメンタリー映画「セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター」の予告編をぜひご覧下さい。

プレビュー画像:©︎Pinterest/Leslie Parke
出典

プレビュー画像:©︎Pinterest/Leslie Parke

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