Lifehacks
制汗剤はワキだけじゃない!デオドラント剤が便利で役立つ7つのボディパーツ
暑くなってくると気になってくるのが汗の匂い。そろそろドラッグストアにデオドラント剤を買いに行く人も多いでしょう。デオドランド剤の主な役割は、制汗(汗を抑える)と、制菌(菌の繁殖を抑える)の2つ。これにプラスして消臭成分や香料なども配合されています。
デオドラント剤は脇の下にだけ使う人が多いのですが、実は他の部位にも使えます。ただし、全身にシューっと吹き付けたり、全身に塗りたくるのはNG。体温調整に必要な汗腺をふさいでしまうことになり、熱中症を招きかねません。デオドラント剤は、蒸れやすい部位に部分使いすることで、暑い季節を快適に過ごすことができるのです。
そこで今回は、脇以外に、デオドラント剤を使用できる体の部位を7つご紹介します。
1. 足
暑くなってくるとどうしても靴の中が蒸れてきますよね。足に汗をかくと、靴の中に湿気がこもり、雑菌が繁殖し、臭いがきつくなっていきます。足にデオドラント剤をスプレーすることで、足のサラサラ感が続き、不快な蒸れや匂いを長時間遠ざけることができます。
2. 胸の下
バストが大きい人にとって、胸の下や谷間の部分の汗は悩みのタネ。汗で蒸れるとベタついて不快なうえに匂いや肌荒れの原因になります。この部分にデオドラントを使用することで、サラサラ感が長く続き、発汗を防ぐことができます。肌荒れなどが気になる場合は、アルミニウムを含まない制汗剤を選ぶか、こまめに拭き取りシート剤を使いましょう。
ちなみに、胸の上部は汗をかいて体温調節を行う部分。制汗成分の入った製品は胸の下や谷間部分だけに限定して使用しましょう。
3. 太ももの内側
太ももは下着や服が密着している部分。汗で蒸れやすく、かゆみや炎症、擦れの原因になることがあります。そうなると、毎日ジーンズを履くのは大変です。そんなとき救世主となってくれるのがデオドラント。太ももの内側にデオドラントを塗れば、成分が汗を抑え、気になる蒸れや匂いを軽減してくれます。
©Media Partisans
4. かかとの靴擦れ予防
新しい靴を履くのは嬉しいものですが、かかとに靴擦れができると本当に痛いですよね。靴擦れの原因は摩擦。かかとに少量のデオドラント剤を塗ることで、摩擦を最小限に抑え、痛みや水ぶくれを防ぐことができます。
5. ムダ毛処理した部分
脚、ビキニライン、脇の下などのムダ毛を剃った後に汗をかくと、皮膚が赤くなったり、炎症を起こしたりすることがよくあります。このようなときはデオドラントスティックを使用して汗を抑えることで、ヒリヒリやかゆみを抑えることができます。ただし、剃った後のお肌は敏感なので、アルコール不使用で無香料の製品を選ぶようにしましょう。
6. ネイル
実はアルコール入りのデオドラント剤を使えば、マニキュアを落とすことができます。制汗剤を少し離れたところから爪にスプレーし、コットンでマニキュアをこすり落とすだけ。一度では落としきれないときは、数回繰り返してください。アセトンのようなマニキュアリムーバーの化学物質が苦手な人にオススメです。
7. 蚊に刺された部位
蚊に刺されて痒くなったときに痒み止めがないときは、デオドラント剤を塗ってみましょう。かゆみを抑えてくれます。
デオドラント剤は暑い季節の必需品。上手く使えば、不快な匂いやベタつきを抑えてくれます。ただし、脇の下以外に使う時は、使う場所を限定することが大切。人間は汗をかくことで体温を下げているので、全身にふきかけるのは避けましょう。また、皮膚に異常を感じた場合には直ちに使用をやめてください。