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Lifehacks

世界に実在するおかしな12の法律

クイズです。「砂の城」「ハイヒール」「バスタブで眠るロバ」の共通点は?

答えは、ある地域や場所で法的に禁止されているもの。世界には信じられないような奇妙なルールや規制、法律があるようです。この記事では、外国人はもちろん、同じ国の他の地域の市民にとっても奇異に映るおかしな12の法律をご紹介しましょう。

1. フランスでは、男性はプールでダボっとしたトランクス型の水泳パンツを履くことができません。公共プールでは、衛生上の理由から、体にフィットしたタイトな水泳パンツのみが認められているのです。ゆるい装備で泳ぎたい方は海で泳ぐしかありません。

©Pixabay/BernardoUPloud

2. アメリカのボルチモアでは、占いをしてお金を取ることは禁じられています。違反者は500ドルの罰金を支払うか、1年間の懲役を科されます。

Fortune Teller

3. オーストラリアの南オーストラリア州では、結婚式を故意に妨害すると、1万オーストラリアドルの罰金または2年以下の懲役が科せられます。

©Pixabay/adamkontor

4. ボリビアの首都ラパスでは、結婚したばかりの女性が公共の場で飲んでいいのはワインをグラスに1杯だけ。それ以上は許されません。これは他の男性との浮気を防ぐための法律。妻が人前で酔っ払っているのを夫が見つけたら、離婚の理由として認められます。

Wine Tasting

5. ギリシャの史跡では、ハイヒールを履くことが禁止されています。ハイヒールは古代の建物やモニュメントを傷つける恐れがあるからです。

Akropoli

6. スペインの一部のビーチでは、大きな砂の城を作ることは禁止されています。

Sandcastle

7.  南アフリカではなぜか、熊と相撲をとることは違法とする法律が存在します。

bear

8. スリランカでは、仏陀は神聖な存在であり、仏像に背を向けることは冒涜だと考えられています。そのため、仏像の前で自撮りをする人は犯罪者とみなされることを覚悟しなければなりません。

Sri Lanka Buddha

9.  アメリカ・ジョージア州の町、クイトマンでは、鶏などの農場の動物が道路を横断することが禁じられています。非常に古い法律ですが、今も有効です。

Chicken

10.  ドイツの高速道路でガソリン切れで停車してしまった場合、警察に捕まれば最高70ユーロの罰金を支払うことになります。

Stau

11. イタリアのカプリ島では、犬の糞を片付けない人は高額の罰金を払わなければなりません。ここまではそれほど奇妙な法律ではありませんが、カプリ島では不法ウンチをDNA分析で特定するため、飼い犬の血液サンプルを登録しなければなりません。

dog

12. アメリカのアリゾナ州では、ロバをバスタブで寝かせることは法律違反です。この法令制定のきっかけは、1924年のダムの決壊。ある人が古いバスタブにロバを寝かせていたところ、洪水でバスタブが流されてしまったのです。必死の救難活動の甲斐あってそのロバは助かりましたが、その後、このような事態を避けるために、禁止令が出されたのだとか。

three donkeys

ところ違えば習慣も法律も違うものですね。奇妙な法律にもそれなりの制定理由があるのでしょうが、その内容に説得力があるかどうかは微妙です。

プレビュー画像::©Pixabay/BernardoUPloud