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Lifehacks

背中ニキビになりやすい3つのNG生活習慣と対処法

背中にできたブツブツを鏡で見つけるとガッカリ。背中のブツブツの多くはニキビによるものです。背中は皮脂腺が多いうえに、服などで蒸れやすいためニキビができやすいのです。ひどいニキビ跡はシミになってしまうので、できるだけ早く治したいものです。

背中ニキビの原因は主に黄色ブドウ球菌や真菌といった菌の繁殖。汗や皮脂などが毛穴に詰まって菌が増え、背中ニキビとなってしまうのです。また、肌が刺激を受けるとバリア機能が低下して、ニキビにつながります。

この記事では、背中ニキビの原因になりやすい3つのNG生活習慣と背中ニキビの対処法をご紹介します。

1. シャンプーやトリートメントの成分

背中ニキビの原因はシャンプーのすすぎ残しかもしれません。多くのシャンプーに、髪をしなやかにして櫛通りをよくする「シリコン」や「プロピレングリコール」といった成分が配合されています。こうした成分は刺激が強く、肌を乾燥させてしまうという副作用があります。その結果、肌の皮脂分泌が過剰に促され、毛穴が詰まってしまうのです。

また、トリートメントには髪をしっとりさせるため水で簡単に落ちない成分が配合されています。そのため、皮膚に残ってしまい、背中ニキビの原因となってしまうのです。

対処法としては、こうした刺激の強い成分を含まない製品を探してみることです。たとえば、せっけんシャンプーとクエン酸は刺激が少なく、背中ニキビの改善に効果的です。

2. 洗う順番

1の理由とも重なるのですが、多くの人が体を洗ってから髪を洗っています。しかし、これではシャンプーの残留物が背中に残り、肌を刺激してしまいます。

背中ニキビを予防するには、髪を洗った後で体を洗うようにしましょう。また、髪を前に垂らしてすすぐとすすぎ残しが少なくなります。最後に体を洗った後もすすぎ残しがないようにシャワーでしっかりと背中をすすいでください。

3. タイトな服や化学繊維の服

窮屈な服は肌をこすり、小さな傷口から細菌が侵入しやすくなります。またナイロンやポリエステルなどの化学繊維素材は肌に刺激を与えるため、ニキビにつながることがあります。

特にパジャマは天然素材の通気性の良いものを選びましょう。スポーツウェアも体を締め付けすぎないものを選び、運動した後はしっかりとシャワーを浴びるようにしましょう。

また、柔軟剤や洗剤に対するアレルギーもニキビの原因となることがあります。色々試しても改善しない場合は、柔軟剤をやめる、洗剤を変えるなどして、ニキビが改善しないかどうか確かめてみましょう。

ニキビを治療するための家庭療法

  • 海塩には洗浄と殺菌の機能があります。お風呂のお湯に入れるか、水に溶かしてスプレーボトルに入れ、直接患部に塗ると良いでしょう。

  • ティーツリーオイルは殺菌作用があり、肌トラブルに高い効果があります。ただしティーツリーオイルを原液のまま使用すると刺激が強すぎるので、直接使わず、お風呂に数滴垂らしたり、お手持ちの保湿剤に1滴混ぜるなどしてご使用ください。

Shampoo

バランスの良い食事や良質な睡眠も背中ニキビの予防になります。この記事を参考にして、背中ニキビができにくい生活を心掛けてみてください!

 

プレビュー画像: ©Pinterest/stylesatlife.com ©Flickr/J Mark Dodds