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Lifehacks

自宅でのセルフカラーで失敗しないための8つのポイント

髪を染めてイメチェンしたいけど、時間がなくて美容院に行けない。そんなときは市販の「ホームカラー」が便利です。美容院に行くよりも安く、自分のタイミングでできるのも嬉しいところ。でも、自分でやって失敗したことがある人も多いのではないでしょうか。

この記事では、ホームカラーで髪をキレイに染めるコツと、満足のいく結果を得るために避けるべきNGポイントをご紹介します。

1. 元の髪色を確認する

髪を染めるときにありがちな失敗のひとつは、元の髪色を見誤ること。多くの場合、自分の髪を暗く見積もりがちです。その結果、予想と違う髪色になってガッカリしてしまうのです。ヘアカラーを買う時にはパッケージに記載されているカラー写真と自分の髪の色をじっくり比較してから製品を選ぶことをオススメします。

2. 極端な色の変更はNG

ダークブラウンの髪をブロンドに変えたい!そんな人はサロンに行くことをオススメします。極端に色を変えるためには、髪の構造を正確に分析し、ヘアカラーの際に起こる化学的プロセスについて十分な知識が必要です。

逆に1~2トーン明るくしたり暗くしたり、色味を少し変える程度なら、手順に沿って丁寧に行えば、自宅でも満足いく仕上がりになるでしょう。

3. 説明書はちゃんと読む

Instructions

以前にセルフカラーの経験があっても必ず説明書を読んでください。なぜなら、メーカーによって放置時間が違うことがあるからです。また、きちんと説明書を読むことで、カラーリングの重要なステップを忘れてしまうというリスクを回避できます。

4. 準備を念入りに

ヘアカラーを成功させるには、しっかりとした準備が必要です。カラーの途中で「◯◯がない!」と慌てないように、道具を揃えておきましょう。カラー剤の他には、汚れてもいいタオル、手袋、髪留め、櫛、ラップ、タイマーなどを用意してください。ムラなく塗れるように髪を6ブロックぐらいに分けてゴムで結んでおくことをオススメします。肌の変色を防ぐため、フェイスライン、耳、首の後ろに保護用のワセリン(油性フェイスクリームでも)を塗っておきましょう。

5. ヘアカラーは多めに準備する

よくあるのが途中でカラー剤が足りなくなるという致命的なミス。ショートヘアの人なら1箱で足りるかもしれませんが、セミロングからロングヘアになると1箱では足りません。目安としては、肩より長い髪の人は、必ず2パック、あるいは3パックのヘアカラーを購入しておきましょう。

6. 塗る順番を守る

Bleaching My Hair

カラー剤を混ぜたら、塗っていきますが、塗る順番が大切です。カラー剤は温度が高いほど浸透します。体温の低い後ろ側の襟足から初めます。襟足→後頭部→サイド→頭頂部→前髪と塗って、最後に生え際に塗り、根元まできちんと塗られているかをチェックしましょう。

根本のプリンを解消したいときは、最初に色をあまりつけたくない部分(中間部分から毛先まで)にコンディショナーをつけてからヘアカラーを順番に塗るとキレイに仕上がります。

7. 複雑な技術はプロに任せて

オンブレ、ディップダイ、バレイヤージュ…トレンドが変わるごとに新しいヘアカラーのテクニックが生まれます。憧れてしまいますが、複雑な技法はプロに任せましょう。プロであっても特別な訓練を受け、何度も練習して初めて実践できる専門技術です。複雑な色を実現したいなら、自宅で試すよりも信頼できる美容師にお願いしたほうがいいでしょう。

8. 植物性のヘアカラーを化学的なヘアカラーで染め直すのはNG

ヘナなど植物由来のヘアカラーは、化学薬品を使用したヘアカラーよりも優しいため人気があります。ただし、ナチュラルなヘアカラーで染めて満足できなかった場合に、化学的なヘアカラーで染め直すのはオススメしません。予測できない結果になる可能性があるからです。ヘナで染めた後にカラーリングで髪色を変えたい時は、仕上がりの色が見本とは違うものになることを覚悟しなければなりません。

自宅で自分の髪を染めるのは、思ったよりも難しいものです。でも、ご紹介したポイントをしっかり押さえておけば、きっと満足いく仕上りになるでしょう。ぜひお試しください。

プレビュー画像:  © flickr / knittymarie © pinterest / living on leaves